親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームで遊び、家族でコミュニケーションしながら知育。おすすめの「初心者や子供でも楽しいボードゲーム」「大人でも楽しめる子供ゲーム」などライトなアナログゲームのレビューです。

負けるのが嫌いな子は協力ゲームで助け合いの気持ちを育もう「ザ・ゲーム(The Game)」

 わが家もそうですが、負けるのが嫌で、ゲームが不利になってくると「つまんない」「もうやらないもん」と途中で投げ出してしまう子は多いですね。
 特に幼いころはなかなか難しいところ。そんなときは、個人の勝ち負けが関係ない、協力ゲームで気分転換してみるのもいいかも。
 というわけで、「ザ・ゲーム(The Game)」という、検索が難しい変わったタイトルの協力カードゲームです。

みんなで協力してカードを全部出し切れ

 目を覚ましたら見知らぬ部屋に閉じ込められていた。どうして自分はこんなところに?どこからか謎の声。「ここから出たければ、これを解くんだな。さぁ、ゲームを始めよう」
 ・・・なんて、映画ソウのようなシチュエーションを想定しているのでしょうか。パッケージもカードデザインもオドロオドロしい感じ、子供にはぴっぐテンのような絵柄がいいですね。
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 でも、見かけの怖さと違いルールは簡単です。
 カードは1から99までの98枚。それぞれのプレイヤーにはプレイ人数に応じて6〜8枚のカードが配られます。
 最初にスタート地点である「1↑」「100↓」のカードを4枚おき、このスタートカードの横に、それぞれ数字が昇順、降順になるように手元から最低2枚のカードを出していきます。出した分だけ手札を補充していく繰り返し。数字の大きさや順番さえ分かればできるルール。
 単純ではありますが、42, 40とうまく出したはずが、その後に41を引いてしまったり、前の人が一気に数字を飛ばしてしまって出す予定のカードがだせなかったりと、なかなかのジレンマが味わえます。

 見事全部のカードを出しきったらパーフェクト。カードが残ってしまっても10枚以下ならゲームクリアとなります。
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みんなのために何ができるか考えよう

 自分の手元のカードだけを考えれば、結構すぐに出せます。だけどそうすると数字が思いのほか飛んでしまい、他のプレイヤーが手詰まりになることに。自分だけではなく他のプレイヤーを気遣いながらプレイすることが勝利の秘訣となります。まさに協力ゲーム。


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 数字を置いたら基本後戻りはできませんが、写真のようにちょうど10違いであれば、戻せる例外も。
パッケージの雰囲気とは異なり、「ここは任せて!」「え~!そこに置くのはやめて!」などワイワイとコミュニケーション(一応手持ちの数字そのものを話すのは禁止です)しながらできるゲームです。

 さらに、このゲームの良いところは、レベルの調整がしやすいこと。手元カードがない苦しさが難易度なので、手元カードの数でレベルが調整できます。例えば、大人は6枚子供は8枚というように、手持ち枚数に差をつけることで、ハンデを自由自在につけることができます。

 ちなみに青のカードは拡張のon fire(私が購入したドイツ版には入っていました)、この炎カードがでると必ずすぐに次のカードをおかないとゲームオーバーという厳しいルール。
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 パッケージこそ、とっつきづらいですが、子供でもできる協力ゲームとしてオススメです。

項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★★ だれでも簡単
大人も楽しい ★★★★☆ 大人も楽しめる
2人でも楽しい ★★★★☆ 1人でもできます
総合評価 ★★★★★ 協力ゲームの傑作

ザ・ゲーム 完全日本語版

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