上司はギリギリに出社すべし
私は最近「朝はギリギリに出社する」ことに心がけています。
部下にとっては、残業している上司や、朝早く来ている上司は、ときに迷惑に感じる場合があるからです。
意図的にやる人もいますが、 早く来たことが「朝は早く来て始業前に仕事の準備をしたり、新聞を読んだりして自己啓発に努めるべきだ」という無言の圧力になるケースも。
仮に本人にそのつもりがなくとも、小心者や気を遣ってしまう部下は、上司より遅く来ることが難しくなってしまうんですよね。付き合いサービス残業と同じ構造。
「重役出勤」という言葉がありますが、偉い人ほど遅く来てくれた方が、下にとっては何かとありがたかったりします。
なので、私は特段の用事がないかぎり、始業時間ギリギリに出社するようにしているわけです。まぁ、仕事が嫌いでなるべく会社に行きたくないというのもありますけどね。
喫茶店で声をかけられる
始業ギリギリに出社といいつつも、朝は子供と一緒に家を出るので、かなり早く最寄り駅まで到着してしまいます。
なので近くの喫茶店で、始業までの時間つぶしをするのが日課になっています。
その日の喫茶店は閑散としており、常連の爺さんが一人と、若い女性の店員さんがいるだけでした。
「お待たせいたしました、ブレンドコーヒーでございます。ごゆっくりどうぞ。」
さて、会社のメールでもチェックするかな…。
「あの…。お兄さんの使っているもの。いつも気になっていたのですが、それは一体何ですか?」
どうやら、私が使っているBluetoothキーボードを指しているようです。
私はスマホのフリック入力が苦手なので、モバイルのBluetoothキーボードを持ち歩き、よくスマホをテーブルにおいてキーボードで文字入力をしています。
「あ、これですか。持ち運び用のキーボードですよ。」
「スマホの画面に連動できるんですね。すごい!やっぱりこれは日本のメーカーなんですか?」
「えっと、これはバッファローなので、確か名古屋にある会社の製品ですね。」
「へぇ、やっぱり日本製はすごいんですね。」
(製造はきっと中国なので、「日本製」というのは違うかもしれないけど、ま、いっか。)
「神戸製鋼や東レの不正のニュースを聞いて、日本のメーカーはもうダメだと思っていたけれど、こんな薄くて便利そうなものを作るとは、日本メーカーもなかなか捨てたもんじゃないですね。」
(いや、今やありふれたキーボードだけど…。中国メーカーのもいっぱいあるし)
「前々からちょくちょく拝見していましたが、最新技術を華麗に使いこなして、きっと仕事もデキる人なんでしょうね。そんなお兄さんに惚れちゃいます、私!」
出会って数分で惚れましたと言われても…。
「もしよろしければお話をしましょう…。」
「いや、私はこれから会社が…」
…というわけで、朝の喫茶店で告白されてしまいました。
常連のお爺さんに。
それから始業ギリギリまで、日本企業の素晴らしさとアベノミクスについて聞かされて、文字通り始業ギリギリに出社することになりました。
次からこの喫茶店は行けないなぁ…。
*これでモテモテ?バッファローのモバイルキーボード
今回の告白の原因となった、私が常用しているバッファローのBluetoothモバイルキーボード。
スーツのジャケットの内ポケットに入れても携帯できる、コンパクトなサイズで薄くて軽い。一方で19ミリのキーピッチでパンタグラフ方式なので打鍵も安心。USB充電で電池はかなり長くもちます。
狭いサイズにキーを詰めているため、キー配列が若干いびつで使いにくく感じる人もいるかもですが、2000円ソコソコの価格でこの機能は、なかなかコストパフォーマンスよいと思います。
お爺さんウケを狙うならぜひに!?
iBUFFALO Bluetooth3.0対応 コンパクトキーボード 薄型モデル BSKBB24BK
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2014/04/22
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バッファローつながりで、次回のボードゲームは「バイソン将棋/バッファロー(Buffalo/Bison)」の予定です。