わが家のおチビに一番人気のボードゲーム。ミミズたちが競争する2011年ドイツキッズゲーム大賞作の幼児向けボードゲーム「カラフルミミズ(Da ist der Wurm drin)」です。
一番速いミミズはだれ?
テーマと目的
位置について!よーい、どん! 裏庭でミミズたちの穴掘りレースが開催されます。
ミミズたちは次々と土のなかにもぐっていきます。自分のミミズを応援しつつどのミミズが速いか予想しましょう。
うまくいけばミミズにヒナギクとイチゴをあげてスピードアップさせることもできます。
最初に土から頭を出せるのは、誰のミミズでしょうか。
内容物
このゲームで特徴的なのはゲームボード。2つ折りの長方形でなかなか大きめです。
ゲームボードをよく見ると、2層式になっていて、ボードに溝が入っています。
ゲームをする際には、上からもう1枚のボードを重ねて四隅をペグで留めます。これで2枚のボード間が中が見えないトンネル状態になります。
ミミズを構成するのはカラフルなタイル。6色のカラータイルがたくさんと、頭タイル、ヒナギク、イチゴのタイルがミミズの種類に合わせてひとつずつあります。
準備
自分が担当するミミズを選び、対応した頭タイル、ヒナギクタイル、イチゴタイルを受け取ります。
ボードのスタート地点に、ミミズの頭タイルをおけば準備完了です。一番小さい子がスタートプレイヤーです。
カラフルミミズのルールとゲームの流れ
サイコロを振って手に入る胴体タイルを使ってミミズの長さを伸ばしていき、ゴール到着を競います。
手番がきたらサイコロを振って、出た色に対応するタイルを獲得し、スタート地点から入れていきます。
ボードの中間地点にはヒナギクとイチゴがある2箇所にスリットが入っていて、レースの状況が見えるようになっています。
手番の好きなタイミング依、中間地点をトップで通過しうなミミズ(他のプレイヤーでも自分でも構いません)のところに、ヒナギクタイルとイチゴタイルを置きます。
見事1位で通過したら、タイルを獲得して自分のミミズに追加します。予想が外れたプレイヤーのタイルは没収です。
勝敗
1位でゴールできたプレイヤーが勝者です。
見えないレースの結果にハラハラドキドキ。
長い赤がでるか、短い青がでるか。どのタイルがひけるかで進む速度は全然違う。「うわぁ、青だった!」とサイコロの目に一喜一憂です。
幼児向けということで、サイコロ次第でほぼ運ですが、進み具合がボードの中に隠れていて見えないところがこのゲームのキモです。
このゲームでの唯一の考えどころは中間地点でのトップ予想。目には見えないミミズレースの進み具合をタイルで推測して勝ち馬に乗っていきます。
意外にどのミミズが出てくるかは分からないので、「出るかな?出るかな?」と、ハラハラドキドキ。カラフルな見た目とあいまって子供たちに人気のレースゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 4歳以上 | 3歳くらいから |
時間 | 15分 | |
人数 | 4人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ★☆☆☆☆ | 幼児向け |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | ガチンコ勝負 |
総合評価 | ★★★★☆ | どのミミズが出るかワクワク |
Da ist der Wurm drin: Für 2-4 Spieler
- メディア: おもちゃ&ホビー