本日のボードゲームは「おばけキャッチ ぼうしの中 (Geistesblitz Spooky Doo) 」。
早いもの勝ちでコマをとるカルタ系の「おばけキャッチシリーズ」の第4弾となる作品です。
指示されたコマをとれ!ぼうしの中も忘れずに
内容物
もともと記念版だったということもあり、紙箱よりもひと回り大きな缶ケースに入っています。
ボードゲームの収納スペースに苦しむ身としては、豪華な箱は・・・。
コマはおばけ、ビン、ネズミの元祖おばけキャッチに登場するものと、本作オリジナルのタル、ぼうしの5種類。
赤いぼうしは、帽子というよりはコップですけどね。
準備
カードをシャッフルにして山札として中央におきます。
コマも同じくテーブルのみんなの手が届く位置に配置します。さらに、ぼうし以外のコマをひとつをぼうしの中に入れて準備完了です。
一番歳上のプレイヤーが山札をめくってオープンにしゲームスタートです。
おばけキャッチ ぼうしの中のルールとゲームの流れ
カードで指示されたコマを素早くとり、獲得したカード枚数を競うゲームです。
とるべきコマはカードで示されます。
(1)カードと色も形も同じものがあればそのコマをとる
上の場合、おばけが一致しますので「おばけ」をとります。
(2)同一のものがない場合、カードに色も形も異なるコマをとる
上の場合、一致するものがない「ネズミ」がとるべきコマ
(3)とるべきコマがぼうしのの中にある場合には「ぼうし」をとる
上の場合、「タル」ですので「ぼうし」をとります。
(4)「ぼうし」自体がとるべきコマの場合には中にあるものを宣言する。
上の場合、「ぼうし」が指示ですので「タル」と宣言します。
一番早くコマを獲得した(またはぼうしの中のコマを宣言した)プレイヤーが、カードを獲得し、次のカードをめくります。
ゲームの終了と勝敗
山札が全部なくなったら終了です。
獲得したカード枚数を比べ、一番多いプレイヤーが勝者です。
おばけキャッチに新たなフレイバーが加わったマイナーチェンジ版
「ビンはあるし、ネズミもいる。赤と青があるということは・・・おばけだ!」
脳みそをフル回転させて、いかに素早く答えを見つけていくか。頭がこんがらがりながらとっていくバトルは今回も健在。
頭の回転の早さは脳の柔らかさに関係するのでしょうか。本作も真剣勝負をして、子供に負けてしまうゲームです。
毎回ぼうしの中に入るコマを変えれるので、ちょっとずつとるべきコマに変化がでてくるのが、他のシリーズにない特徴です。
本家のシステムを基本踏襲しつつ、ちょっとしたフレイバーを追加したという感じです。
おばけキャッチシリーズが好きな人には、本家の雰囲気そのままでのマイナーチェンジを楽しめる作品。
一方で、おばけキャッチが苦手な人には、楽しめないし、「ほとんど同じ」という印象を抱くかもしれません。
未プレイな方は、1作目の「おばけキャッチ」から遊んでみることをおすすめします。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 5歳以上 | |
時間 | 20分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★☆ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 2人でも楽しめるがカルタは多人数 |
総合評価 | ★★★☆☆ | マイナーチェンジ版 |