親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

「おばけキャッチ ぼうしの中 (Geistesblitz Spooky Doo) 」定番立体かるたゲームの続編

f:id:bg4kids:20211109063933j:plain
本日のボードゲームは「おばけキャッチ ぼうしの中 (Geistesblitz Spooky Doo) 」

早いもの勝ちでコマをとるカルタ系の「おばけキャッチシリーズ」の第4弾となる作品です。

指示されたコマをとれ!ぼうしの中も忘れずに

内容物

f:id:bg4kids:20211109063943j:plain
もともと記念版だったということもあり、紙箱よりもひと回り大きな缶ケースに入っています。

ボードゲームの収納スペースに苦しむ身としては、豪華な箱は・・・。


f:id:bg4kids:20211109063954j:plain
コマはおばけビンネズミの元祖おばけキャッチに登場するものと、本作オリジナルのタルぼうしの5種類。

赤いぼうしは、帽子というよりはコップですけどね。

準備

カードをシャッフルにして山札として中央におきます。

コマも同じくテーブルのみんなの手が届く位置に配置します。さらに、ぼうし以外のコマをひとつをぼうしの中に入れて準備完了です。

一番歳上のプレイヤーが山札をめくってオープンにしゲームスタートです。

おばけキャッチ ぼうしの中のルールとゲームの流れ

カードで指示されたコマを素早くとり、獲得したカード枚数を競うゲームです。

とるべきコマはカードで示されます。

(1)カードと色も形も同じものがあればそのコマをとる
f:id:bg4kids:20211109064012j:plain
上の場合、おばけが一致しますので「おばけ」をとります。

(2)同一のものがない場合、カードに色も形も異なるコマをとる
f:id:bg4kids:20211109064016j:plain
上の場合、一致するものがない「ネズミ」がとるべきコマ

(3)とるべきコマがぼうしのの中にある場合には「ぼうし」をとる
f:id:bg4kids:20211109064033j:plain
上の場合、「タル」ですので「ぼうし」をとります。

(4)「ぼうし」自体がとるべきコマの場合には中にあるものを宣言する。
f:id:bg4kids:20211109064025j:plain
上の場合、「ぼうし」が指示ですので「タル」と宣言します。

一番早くコマを獲得した(またはぼうしの中のコマを宣言した)プレイヤーが、カードを獲得し、次のカードをめくります。

ゲームの終了と勝敗

山札が全部なくなったら終了です。

獲得したカード枚数を比べ、一番多いプレイヤーが勝者です。

おばけキャッチに新たなフレイバーが加わったマイナーチェンジ版

「ビンはあるし、ネズミもいる。赤と青があるということは・・・おばけだ!」
脳みそをフル回転させて、いかに素早く答えを見つけていくか。頭がこんがらがりながらとっていくバトルは今回も健在。

頭の回転の早さは脳の柔らかさに関係するのでしょうか。本作も真剣勝負をして、子供に負けてしまうゲームです。

毎回ぼうしの中に入るコマを変えれるので、ちょっとずつとるべきコマに変化がでてくるのが、他のシリーズにない特徴です。

f:id:bg4kids:20211109064047j:plain

本家のシステムを基本踏襲しつつ、ちょっとしたフレイバーを追加したという感じです。

おばけキャッチシリーズが好きな人には、本家の雰囲気そのままでのマイナーチェンジを楽しめる作品。

一方で、おばけキャッチが苦手な人には、楽しめないし、「ほとんど同じ」という印象を抱くかもしれません。

未プレイな方は、1作目の「おばけキャッチ」から遊んでみることをおすすめします。

項目 公式表記 コメント
年齢 5歳以上
時間 20分
人数 2-4人
日本語化 不要 説明書のみ
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★☆ 誰でも簡単
大人も楽しい ★★★★☆ 大人も子供も
2人でも楽しい ★★★☆☆ 2人でも楽しめるがカルタは多人数
総合評価 ★★★☆☆ マイナーチェンジ版