お手軽に遊べるカードゲーム「ごきぶりサラダ(KAKERLAKEN SALAT)」です。
おばけキャッチなども手がけているJacques Zeimetというボードゲームデザイナーの作品。
ごきぶりサラダをリリースしているドイツのドライマギア社には、有名なカードゲームとして同じくゴキブリが主役の「ごきぶりポーカー」があります。
日本人にはゴキブリをテーマにしてゲームを作る発想はあまりなさそうですが、ドイツゲームではゴキブリが登場するものがチラホラ。そんなに嫌われてないのかな?
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出したカードの野菜の名前は?でも言っちゃダメな名前が・・・。
内容物
小ぶりの箱の中にはカードのみ。ちょっと小さくて細長いカードが入っています。
野菜カード(112枚)
登場する野菜は、トマト、パプリカ、レタス、カリフラワーの4種類ですが、なぜかイラストの全てにゴキブリが・・・。
ごきぶりポーカーと同じく、ほとんどのカードのイラストが微妙に違うイラストになっているこだわりようです。
(といっても、主に違うのは、描かれているゴキブリの部分ですが・・・。)
ごきぶりシェフの禁止カード(16枚)
ごきぶりシェフと野菜が描かれたカードです。このカードに描かれた野菜は、ゴキブリシェフによって名前を言うのが禁止となります。
ゲームの流れ
カードはシャッフルして全てのプレイヤーに配りきります。配ったカードは、裏向きにして目の前に積んでおきます。
スタートプレイヤーを決めたら、順番に自分の山からカードを一枚表にしてだしていき、自分の山を減らしていくことが目的です。
さらに、カードを出すときには、カードに描かれた野菜の名前を宣言しなければなりません。
この名前の宣言は、普通に名前を言うだけではなく、ちょっとしたひねりがあります。
「言ってはダメな名前」というルールがあり、これに該当した場合には、NGワード以外の違う野菜の名前を言うことが必要となります。ここがごきぶりサラダのミソです。
もし、間違えた名前を言ってしまったらアウト。場に出ているカードを全て引き取り、自分の山の下に入れることになります。
つまり、ミスをすると自分のカードがどんどん増えていき、勝利が遠のいていくわけです。
言ってはダメな名前
言ってはならない名前とは、次の野菜の名前です。
- 前のプレイヤーが言った野菜の名前
- 直前に出たカードのイラストにあった野菜の名前
ごきぶりシェフの登場
さらに、ごきぶりシェフの禁止カードが出されたら、「ゴキブリ!」と宣言し、以降カードにに示された野菜の名前が禁句です。次に違う種類の禁止カードが出るまで宣言できない名前となります。
ゲームの終了と勝敗
持っているカードが全てなくなった人が勝ちです。いわゆる勝ち抜け方式ですね。
いったいどの野菜なら、言っていいんだよ〜!
ひとつくらいの禁止ルールなら対応できますが、複数出てくると途端にわからなくなってきます。これがカードが出るたびに目まぐるしく変わるから頭は大混乱。
「直前でパプリカのカードが出されていて、でも言われた言葉はカリフラワー、しかもレタスのごきぶりシェフが出ていたし・・・」
と、最大3つの制約があると、言える野菜はたったの一種類だけになってしまいます。
NGワードの変化にだんだん集中力が切れてくると、頭と口がついていかずミスが続出します。同じくらいのレベル2人で遊ぶと、お互いミスの連続でカードがはけずに終わらなくなる場合も。
基本は飲み会で登場する古今東西ゲームのような雰囲気で、テンポよく進んでいきます。ただ、意外と頭は疲れます。
「レタス!」「あ、それアウト!」「うわ、しまった」と、みんなでミスを突っ込みあうのが楽しい、パーティゲームです。
※写真のとおり、ほぼ全てのカードにゴキブリが登場しますので、ゴキブリの絵を見るのも嫌いの方にはオススメできません。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 6歳以上 | 5歳くらいからできそう |
時間 | 10-20分 | |
人数 | 2-6人 |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | ルールは簡単、実践は大変 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も楽しい |
2人でも楽しい | ★★☆☆☆ | 終わらないリスクあり |
総合評価 | ★★★☆☆ | ツッコミ合いが楽しい |
Kakerlakensalat: 2 - 6 Spieler
- 出版社/メーカー: Schmidt Spiele Gmbh
- 発売日: 2007/10
- メディア: おもちゃ&ホビー
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