あんなに暑かった残暑が嘘のよう。季節はすっかり秋で肌寒くなってきました。
「秋の色はどんな色?」と問われると、何色を想像しますでしょうか。落ち葉っぽい「茶色」や、紅葉の赤、サツマイモの色をイメージする人もいるかもしれませんね。
そんな連想する色で遊ぶ、協力型のカードゲーム「ヒト+イロ(ヒトトイロ)」です。
みんなで色を合せよう
ゲームの概要
「秋の色はどんな色?」出されたお題に対応する色を、みんなで連想していきます。
お互いのイメージがあったら大成功。「ヒト∔イロ」は、みんなでイメージを合せていくことを楽しむパーティーゲームです。
内容物
このゲームの一番のメインは15色の「カラーカード」プレイヤーがそれぞれ1セットずつもつので、最大プレイ人数の6セット90枚あります。
お題カードは40枚。1つのカードには4つのお題が記載されています。
準備
各プレイヤーはカラーカードを1セットずつとります。誰かが代表して、自分のカラーカードから5枚をランダムに場に出します。これが今回使用しないカード。みんなその同じ色の5枚を抜き出し、しまいます。
お題カードはシャッフルしてテーブルの上に裏向きに山札として置き、準備完了です。お約束のスタートプレイヤーは「名前に色が入っている人」です。
ヒト+イロ(ヒトトイロ)のルールとゲームの流れ
スタートプレイヤーから時計回りで順番に親となり、お題カードから。みんなで色を当てることが目的です。
親はお題カードを1枚ひきます。ひいたカードが気にいらなければ1回だけ引き直します。
そして、ひいたお題カードから連想する言葉をひとつ宣言します。お題カードは下に行くほど難易度が高くなります。最初の親は一番上、次の親は2番目と、難易度を徐々にあげていくと盛り上がります。
「スポーツということで連想する言葉は『バスケットボール』」。連想する色はオレンジです。カラーカードを自分の前に伏せておきます。
他のプレイヤーは、親の言葉から色を連想するカラーカードを自分の前に伏せて出します。
「バスケットボールね。(ボールのオレンジかな?)」
みんなが出し終わったら親を交代し、次のお題カードとなります。
「飲み物か・・・。では「ビール!』」
ゲームの終了と勝敗
5つの問題が終わればゲーム終了。答え合わせです。裏向きになっていたカラーカードを表にしていきます。
すべての色が一致していたら成功。合っていない色があれば失敗です。
連想する色が当たると心もシンクロ
親はみんながイメージを合せられるお題を出さないといけないので役目は重要です。
同じ言葉でも、意外と人によってイメージが違うんですよね。例えばお題「ファストフード」に対して、ロゴの黄色をイメージして「マクドナルド」と出題しても、もうひとつのコーポレートカラーの赤を答える人も。微妙なすれ違いがあります。
色のイメージは世代によっても違います。お題カードの「妖怪/モンスター」に対して、うちの子の「鬼太郎のねずみ男」
私の世代はネズミ色の服装でしたが、その後のシリーズでは黄土色っぽいカラーの服装になっています。なので「黄色」と思って出しました。
しかしながら子供の答えは「灰色」。それもそのはず。実は最新の第6期ゲゲゲの鬼太郎では、ねずみ男の服装は灰色に戻っていたというわけです。
失敗したときの認識ギャップを振り返ってもまた面白し。やはり一番盛り上がるのはやはり答え合せのみんなでのドキドキ。ほのぼの笑える初心者でも楽しめるファミリーゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
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年齢 | 8歳以上 | |
時間 | 20分 | |
人数 | 2-6人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★☆ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供もる |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 2人でも一応遊べる |
総合評価 | ★★★★☆ | ほのぼの楽しいパーティゲーム |