ルールはシンプルだけど勝つのはとっても難しいメモリーゲーム「ナヌ?(NANU?)」です。
フタの下にあるのは何の絵?
ゲームの概要と目的
サイコロを振って、出目と同じ色のフタの下にあるタイルの絵を当てるゲームです。当たればもらえるタイルをたくさん集めましょう。
内容物
円形のタイルが24枚。ひとつひとつにイラストが描かれています。さらに、ダイスが1個とカラフルなフタが5個入っています。
準備
タイルを表向きにして全部並べます。並べ終わったら、適当なタイルを選びフタをひとつずつしていきます。
フタをするときは、「青はネコ」「緑は牛」など、みんなでひとつずつ確認しながら、どの絵にどの色のフタがあるか覚えていきましょう。
スタートプレイヤーは最年少のプレイヤーです。
ナヌ?(NANU?)のルールとゲームの流れ
順番にサイコロを振って、出目が示す色のフタの下の絵を当ててタイルを集めます。
手番では、まずサイコロを振ります。「青の目が出たら青いフタ」というように、サイコロと同じいろのフタの下にあるタイルを当てます。
「カエル!」というように、イラストの名前を宣言しながらフタをめくります。正解だったらタイルをもらい、不正解の場合はフタをもとに戻します。
ジョーカーの目が出たらラッキー。どれでも好きな色のフタをめくることができます。
勝敗
タイルがとられてフタを置く場所がなくなったらゲーム終了です。獲得したタイルの枚数を数え、一番たくさん獲得したプレイヤーの勝利です。
年をとるほど難しい?短期記憶が試されるメモリーゲーム
「覚えてめくるだけ」で、ルールはとっても単純。小さい子でも理解できるゲームです。しかしながら、実際に遊んでみると見た目と違いかなり難しいことがわかります。
5つのタイルを全部を覚えるのは難しく、なんとなくの記憶に頼っていると、フタの入れ替わりであっという間に分からなくなってしまいます。
わが家では「不正解のときは元に戻さず新たなタイルにフタをする」という追加ルール付きで遊んでいますが、もう大混乱!
「さっきは青の下だったのに、今度は赤だったのか!」と、覚える絵の入れ替わりに頭がパンク。「さっき置いた色かジョーカーよ出てくれ!」と、記憶でなくサイコロ運に期待することになってしまいます。
年齢を重ねると短期記憶もどんどん劣化していくのかな?わが家では「おばけキャッチ」と並んで、3歳児にまったく歯が立たないゲームです。
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何の変哲もないルールで刺激はありませんが、小さい子でも理解でき、大人と子供が対等に遊べるゲームを探している人にはいいと思います。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 4歳以上 | 3歳くらいから |
時間 | 10分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ★☆☆☆☆ | 子供向け |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 普通に楽しめます |
総合評価 | ★★★☆☆ | 子供も簡単だけど大人には難しいメモリーゲーム |
Ravensburger - 23063 - Jeu de réflexion "Nanu"
- メディア: おもちゃ&ホビー