2015年ドイツキッズゲーム大賞のノミネート作「おしくらモンスター(PUSH a MONSTER」です。
モンスターを落とさないように押し込もう!
ゲームのテーマと目的
闘技場にモンスターが放たれた!あの手この手つかったモンスターバトルがはじまります。
プレイヤーの役目は、選ばれたモンスターを闘技場に押し込んでいくことです。
ただし、他のモンスターを闘技場から落とさないように気を付けましょう。モンスターを落としてしまうと、他のプレイヤーが得点を獲得してしまいます。
内容物
かなり大きめのお箱には、大ぶりのコンポーネントが入っています。
このゲームの舞台たる紙製の闘技場と、モンスターを押し込むプッシャー、サイコロです。
メインで使うモンスターコマは6種類、木製です。
そして四角い得点トークン、こちらにもモンスターと同じ柄が描かれています。
準備
テーブル中央に闘技場を置きます。モンスターズインクのランドールのような紫色モンスターを2つ、残りのモンスターコマを1種類ひとつずつのせれば準備完了です。
海外ボードゲームのお約束、このゲームのスタートプレイヤーは「一番最近モンスターを見た人」です。そんなので決まるのか??
ゲームの流れとルール
スタートプレイヤーから時計回りにゲームは進行します。手番では、サイコロを振り、出た目の柄と同じモンスターを闘技場にのせていきます。
?の目が出たら、スタンバイ中のモンスターコマのうち、一番数が多いコマを置きます。
のせる際は、闘技場を動かしたり回したりすることはできますが、コマを手で触ってはいけません。プッシャーを使ってモンスターコマを置いていきます。
モンスターは闘技場からはみ出てはいけません。きちんと入るまで押し込んでいきましょう。
他のモンスターが落ちてしまったら、落とした人以外のプレイヤーが、該当モンスターの得点トークンを獲得します。場外に出たコマはゲームから除外しゲームを続行します。
勝敗
サイコロの目が出た時に、当該モンスターのスタンバイがなく、コマが置けなくなればゲーム終了です。
手に入れた得点トークンを並べてみんなで比べ、一番長いプレイヤーの勝ちです。
シンプルだけど熱いバトル
将棋崩しのようなプレイ感。考えどころは「どこからモンスターを入れると落とさずにすむか」だけで頭は基本使いません。
どこから入れるかいったん決めたら、あとはそっとコマを入れていく、慎重さだけが求められます。
闘技場とモンスターの不定形な形もあって、いつどのコマが落ちるかは意外と予測不能。さすがはドイツキッズゲーム大賞のノミネート作だけはあって、シンプルながら盛り上がります。
得点は、数字を数えるのではなくトークンを並べた長さで比較、数字が理解できない子供でも分かるのはアイデア賞ものです。
誰でもすぐに遊べるので、いろいろ重宝しそうですが、持ち運びが不便なところはマイナスかも。シンプルなゲームなのに箱は30㎝×30㎝の特大サイズ。
わかりやすい得点方式と小さい子でも扱いやすい大ぶりなコマ。手先の器用さによるレベル差はでてしまいますが、小さいお子さんでも気軽に楽しめるファミリーゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 7歳以上 | 操作なら4歳くらいから |
時間 | 15分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★☆☆☆ | 子供向け |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 一応遊べます |
総合評価 | ★★★★☆ | 頭を使わず盛り上がる |
Push-a-Monster: Spieldauer: 15 Min, für 2-4 Spieler
- 出版社/メーカー: Queen
- メディア: おもちゃ&ホビー
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