アナログゲームの知名度があがってきたせいか、保育園や学童、図書館などの公共施設でも置いているところが増えてきました。
うちの子の通っていた保育園はあまり積極的ではないようで、UNOやオセロなど除くと置いてあったアナログゲームはたった2つ。
ひとつが「ハリガリ」、そしてもうひとつが今回の「虹色のヘビ(Rainbow Snake/Regenbogen Schlange)」でした。
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ゲームは早朝から争奪戦。カードの絵柄は判別できるか怪しいくらいボロボロになっていました。飽きてきたらうちのを寄付しようかしら?
というわけで、小さな子でも遊べるカードゲーム「虹色のへび(Rainbow Snake/Regenbogen Schlange)」です。
カードをつないで長いヘビをつくろう
ゲームのテーマと目的
順番にカードをめくっていき、長くてカラフルなヘビを作っていくのが目的のカードゲームです。
内容物
箱の中にはカードが50枚。小さい子供を想定しているだけあって、カードというより厚紙というほど分厚くて丈夫なカードです。
カードの絵柄は、ヘビの「あたま」「おなか」「しっぽ」の3種類。それぞれがカラフルな4色の色を使って描かれています。
1枚ずつ入っている虹色の「あたま」「しっぽ」は特別なカード。どんな色にもなれるオールマイティカードです。
ゲームの流れとルール
カードをシャッフルして中央に裏向きに重ねて置けば準備完了。ゲームは一番小さい子から時計回りでカードを1枚めくって進行していきます。
山札からカードをめくり、表にしていきます。登場するカードは、ヘビの「あたま」「しっぽ」「おなか」のどれかです。
すでに出ているカードと同じ色でつながれば、カードをくっつけていきます。「おなか」のカードはカードの向きによって2色になっていますので、つながら色がある方でくってけましょう。
虹色のヘビのカードが出たらラッキー。どの色とでもつなげられます。
なお、色が合っていても、しっぽが2つあたまが2つはヘビじゃないのでつなげられません。
つながらない場合には、独立したカードとして場においておきます。場には未完成のヘビがいくつかできますが、みんなで共有です。
あたま、おなか、しっぽの3つがそろったら(わが家ルールではあたまとしっぽだけでもOK)ヘビの完成です。完成させた人はそのヘビのカードをもらいます。
ゲームの終了と勝敗
山札のカードが全部なくなったら終了です。
手持ちのカード(ヘビを完成させて手に入れたカード)を比べて、一番枚数が多い人が勝ちです。
運だけのゲームだけど、遊んだ感たっぷり
めくったカードが全て。戦略なんてこれっぽちもありません。たまたまヘビが完成したらカードがもらえるという、運100%のゲームです。
しかし、運がすべてだからこそ、小さい子でも気軽に遊べるんですよね。
小さい子供にとっては、「同じ色のカードをつなげていく」「めくったカードを使ってヘビが完成させる」だけでも、考える要素がたっぷりです。
そして、完成したらカードをもらえるので自分て達成感。運なんだけど、遊んだ感がたっぷりです。
パッケージには4歳以上とありますが、私が購入した商品の日本語マニュアルには3歳以上の記載とあり、3歳であれば色合わせもできるので十分遊べます(2歳ではさすがにイマイチでした)。上は小学校中学年くらいまででしょうか。
作りかけのヘビ同士がつながって、なが~いヘビができあがると、「大蛇だ!」と歓声がわきあがります。
以前子供向けのボードゲームイベントに参加した際も、「はじめての子は『にじいろのへび』から」と推奨されていました。
ルールが簡単で見た目もカラフル。小さい子がボードゲームに触れる際の、ファーストゲームとしてイチオシの作品です。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 4歳以上 | 3歳からできます |
時間 | 15分 | |
人数 | 2-5人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ☆☆☆☆☆ | 小さい子供向け |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | 2人でも楽しめます |
総合評価 | ★★★★☆ | 子供のファーストゲームに最適 |
虹色のヘビ (Regenbogen schlange) 日本語版 カードゲーム
- 出版社/メーカー: Amigo
- メディア: おもちゃ&ホビー
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