親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

EメールをLINEトークのような吹き出しで。チャット風のメールアプリ「Spikeメール」が便利。

ようやくキャリアケータイからの離脱が実現できました。

「変えよう」と決めてから1年以上。解約までに時間がかかったのは「周囲縛り」
家族や親類、友人をグルーピングする携帯会社の囲い込み戦略にまんまとハマり、周囲の反対を説得するが大変でした。

  • キャリア内で無料通話だったのが有料になってしまう。
  • 無料でやりとりできたキャリアメールが使えなくなる。アドレス変えるのが大変。
  • せっかく長く使った長期契約の割引がなくなってしまう。

乗り換えたくない理由を突き詰めてみると、ほとんどの意見がお金に関係する話。「どれだけ使っても無料」といっても、そのために高いベース料金を払っていたら世話ないです。

「無料といっても基本料金の元がとれるほど利用していないよね」と、何度も説得を重ねてやっとで変更にこぎつけました。変えてみると大した不便はなく、料金は大幅に安くなりました。


乗り換えにあたって最後まで課題として残っていたのは、キャリアメールが使えなくなる点。LINEを使えばいいという話はあるのですが、相手がLINEを使えないガラケーの人だと「LINEを使ってくれ」というわけにはいきません。

電話番号で送るSMSメールを使えばいいけれど、料金と画像が送れないという問題があります。

というわけで、いろいろ探して試行錯誤してたどりついたのがチャット形式Eメールアプリ「Spikeメール」です。このアプリを使えば、チャット風にメッセージをやりとりしているかのようにEメールのやりとりができるわけです。


Spikeメールの導入方法。

Spikeメール - チームのメールとチャット
Spikeメール - チームのメールとチャット
開発元:Hopflow
無料
posted withアプリーチ

チャット風で設定を進める

アプリをダウンロードとして起動をすると、初期設定ガイドがチャット風で出現します。残念ながらこの部分は日本語化されていません。

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まずは「Lets Go」を押して先に進みます。

メールの受信通知

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メール受信の通知について「全メール(Everything)」「重要なメール(Important)」のどちらを選択します。

メールアカウントとの連携

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次に「既存のメールアカウントとの連携」という手順。

Gmailなどではアカウントとパスワードを連携させることで使用することができます。

メールアカウントの追加

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"Add another"でアカウントを追加することができます。完了なら“Done”で次に進みます。

受信ボックスはの表示スタイル

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従来型の受信ボックス(inbox) にするのか、相手先別(People)に表示するのかを選びます。

チャット風のインターフェイスが特徴のアプリなので、ここはもちろん"People"ですね。

相手先のグルーピング

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メールの相手先について、連絡先にある知り合いを個別表示し、それ以外を「その他」としてまとめるかどうかを決めます。

広告配信メールなどが纏められるので、Yesを選んだ方がいいと思います。

設定完了

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最後に、Spikeの3つの利点について説明を受けたいかどうかを尋ねられます。

解説は英語ですし、早く使いたい人は"Start"ですね。


便利ポイント

実際の画面は以下のとおり。
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LINEというよりは、iPhoneなどiOS標準アプリの「メッセージ」に近いインターフェイス。

スタンプの代わりにアニメーションGIFが表示できるところも「メッセージ」と似ています。

メッセージの横には目のマークがついていて、送信メールの既読把握もすることができます。


注意事項

既読確認はメール貼った外部リンクの画像を読み取られたかどうかで判定します。そのため、相手がリンク付き画像を読めない受信環境では機能しません。相手によっては既読判別することはできません。

また、URLリンク付でメールが配信されるため、相手のフィルタリング次第ではSPAMメールと判定されたり受信できなかったりする可能性があります。届かない場合は、相手の迷惑メールのフィルタリング設定を確認した方がよいです。

Eメールの仕様による制約はありますが、ここまでチャット風にできるのはありがたいもの。格安SIMに替えてEメールでの不便を感じている人。キャリアメールを変えれなくて格安SIMに移行できずにいる方は、試しにSpikeメールを導入してみるといいと思います。
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高額請求?忘れた頃のしっぺ返し。

「キャリアから離脱して携帯代が半額以下。Spikeでいままでとやりとりも変わらないし良いことづくめ!」と喜んでいたのですが、その1月後にとんでもない落とし穴がありました。

きっかけはこれまで携帯会社のキャリアメールをやりとりしていた親戚からの連絡。「今月のケータイ代が5万円を超えているんだけど!あなたが会社を変えたからじゃないの!」

確かにキャリアを離脱したからデータ通信料金が多少かかるはずですが、やりとりはガラケーとのメールだけです。5万円もかかるわけがありません。


親戚の請求明細を取りよせて確認してみると、犯人がいました。「パケット通信料」です。

親戚の携帯電話は古い3Gケータイで、パケット通信料金は0.2円/パケットで上限設定なし。この0.2円/パケットというのが曲者なんです。これをスマホのデータ通信の1Gで換算すると15万円以上。ぼったくりと言ってもいい価格ですが、昔はやりとりは低い解像度の画像だけ。データ通信量が少なかったためこんな価格でも成立していたのですね。

昔の契約のまま、高画質スマホの写真を添付したデータをやりとりしていたものの、これまで同一キャリア内の無料で顕在化していなかった。それが今回の私の離脱で有料化され、とんでもない請求となったわけです。

結局、その親戚も合わせてスマホに変更することになりました。キャリアからの離脱にあたっては、周囲に発生する料金にも気を遣った方がいいですね。