子供が小学生になり、自転車に興味をもつようになってきました。
街中で乗り回されてもあぶないので、ちゃんと乗れるようになるまでは、自分の自転車を買うのはちょっとお預け。
最近は、地域にある自転車用公園のレンタサイクルでもっぱら練習中です。
交通児童遊園、交通公園など、地域によって呼び名が違いますが、いろいろな自転車をレンタルでき、専用の道路で子供を遊ばせていても車の心配のない安全な公共施設は、最近重宝しています。
ここで練習して乗れるようになってから、補助輪なしの自転車を一足飛びに購入しようと画策中。
ただ、雨の日は公園で遊べないので、やっぱり室内でボードゲーム。
というわけで、今回はドイツAMIGO社の小さい子向けのカードゲーム「バルーンズ(Baloons)」です。
ネコにも負けず、バラにも負けず。風船とんでいけ!
ゲームの流れ
箱の中にはカードのみ。カードは5色の色とりどりの風船カードと、風船に降りかかってくる出来事を示すハプニングカードに分かれています。
風船カードを各自5枚づつ配ります。これが自分の風船で、目の前にオープンにします。
ハプニングカードは中央にみんなの山札として裏向きに重ね、ゲームスタートです。
順番に、ハプニングカードを1枚ずつめくって表にしていきます。
ハプニングカードには、「風船を膨らましすぎた」「バラのトゲにぶつかった」「ネコに引っかかれた」「鉛筆で刺された」などの、風船へ起きる様々なハプニングがイラストで描かれています。
ハプニングカードに描かれた色の風船を運悪く持っていたら、その色の風船は割れてしまうということで、1枚裏返します。
(青の風船が割れてしまいました。)
ハプニングカードはトラブルだけが登場するわけではありません。ハプニングカードをめくってママカードがでたらラッキー。ママは割れた風船を1つもとに戻してくれます。
勝敗
全部の風船が割れてしまったら、そのプレイヤーは負けとなりゲームから抜けます。
最後まで風船が残っていたプレイヤー、またはハプニングカードがなくなったら一番たくさん風船が残っているプレイヤーが勝ちです。
大人にとってはカードをめくる運だけのゲームだけど・・・。
ひたすらにハプニングカードをめくっていく。
プレイヤーによる選択の余地はなく、唯一プレイヤーが選択できるのはママカードを引いたときに、復活する風船を選べるくらい。正直運だけのゲームです。
大人の冷めた目で見てしまうと、ハプニングカードは種類があっても絵柄が違うだけで、風船が割れるという結果は同じなんですよね・・・。
しかし、子どもの立場になると全く事情が変わります。
小さい子供には、プレイヤーの判断要素よりも運の要素がたっぷりあることが、遊びやすさ、楽しさのポイント。
特に幼児には、本ゲームのような実は運100%だけど自分でめくって選んだ感があるという部分が、満足度につながります。
大人には同じに見えるハプニングも、子どもにとっては自分の分身の風船たちが、バラにぶつかったり猫にやられそうになったり、物語が繰り広げられるんですよね。
「イジワル猫!やめてよ!」「ママ、きてくれてありがとう!」と、遊ぶ子供はなかなか盛り上がります。
小学校になり、ちょっと考えふ難しいゲームもできるようになってきたうちの子も、親の予想外に風船の物語を楽しんでいました。
大人や大きい子には物足りませんが、幼児が最初に遊ぶアナログゲームとしては、なかなかおすすめです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 3歳以上 | 3歳~7歳くらいまでかな |
時間 | 10分 | |
人数 | 2-5人 |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ★☆☆☆☆ | 運のみなので大人には向かない |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | 人数はあまり関係なし |
総合評価 | ★★★☆☆ | はじめて触れるドイツゲームとして |
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