昨年の話。ネットサーフィンをしていたら、背後から「これこれ!絶対にこれ!」とうちの子の声。そして、折り紙を取り出しおもむろにお手紙を書き出しました。
「さんたさん おばけきゃっちのあたらしいのください」
サンタさんは国内で探しましたが、まともな値段で売っているところがなかなか見つからず、ドイツamazonへ注文することに。当時16ユーロくらいでしたが、ユーロ安の今ならかなり安く買えますね。
【番外編】円高ユーロ安の今はドイツアマゾン(amazon.de)での買い物が安いので検証してみました。 - 親子ボードゲームで楽しく学ぶ。
というわけで、わが家の昨年のクリスマスプレゼント「おばけキャッチ名人技(Geistesblitz 5 vor 12)」です。
パワーアップしたおばけキャッチ
おばけキャッチのハードバージョンです。難易度と値段がアップしていますが、基本ルールはおばけキャッチと変わりませんので、やったことがない方はまずはこちらからの挑戦をおすすめします。
www.boardgamepark.com
内容物
コンパクトなおばけキャッチとは違いの大き目の箱。比べてみると、違いが明らかです。
箱が大きいだけに、中には木製の駒が9個も入っています。駒の個数だけで、なんだか難しそうな感じ。
カードもよくよく見ると、おばけキャッチでは2つ絵が描かれていたものが、3つに増えています。
ゲームの流れ
やり方はルールは基本的に、お化けキャッチとほとんど変わりません。カードの絵をみて、
●カードに描かれている絵と、色も形も同じものをとる。これがない場合は
●カードに描かれている絵と、色も形も違うものをとる。
正しい駒を一番速くとった人がカードもらえ、とったカードの枚数が多い人が勝ちです。
なお、おまけのルールとして
●おばけと時計が両方ある場合は、時計の時間を言うが新たに追加されました。原題の「5 vor 12」は12時5分前だから、その関係でしょうか。
おまけ的なルールで、内容にはあまり影響しませんが、時計がうまく読めなかったうちの子には効果てきめん。すぐに読めるようになり、おばけキャッチさまさまです。
色も形も該当がない「時計」が正解ですね。
これも正解は「時計」。色も形も一致しています。
時計とおばけがいるので「8時半」が正解です。
ハードな問題で頭は大混乱
難易度はかなりアップ。おばけキャッチでは、慣れてくると「なんとなくこれだ」と感覚で取れていたものが、駒の個数が増えてそうもいかなくなってきます。
すばやくとるためには、頭のなかで「赤と緑は違う」「おばけと鏡は違う」・・・と、違うものをどんどん除外していく問題の切り分け思考が必要になってきます。これは脳トレとしてかなりよさそうです。
混ぜてみる?
何度かプレイした後に。うちの子がおもむろに「じゃ、次は前のおばけキャッチと、まぜてやろうよ」ということで、子どもの提案で、駒とカードを混ぜて遊ぶことになりました。
駒は合計14個でカオス状態。頭のなかもグチャグチャです。
何よりつらいのは、単純に混ぜたからカードの量が倍増したこと。
期末テストの範囲に中間テストの範囲まで入れられたうえ、さらに問題量が2倍になった気分。
疲弊する私に「おとうさん!しっかり見てちゃんとやってる??」「頼むからカード全部使うのは勘弁してよ~」
集中力アップのためにと、おばけキャッチを導入したはずが、集中力を試されているのはどっち???
難易度がアップしたおばけキャッチ。前作に慣れてしまった方は挑戦してみると、さらなる混乱が期待でてきす。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 8歳以上 | 前作できれば5歳くらいで十分 |
時間 | 20-30分 | |
人数 | 2-8人 | 多いほど盛り上がる。実力差注意 |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★☆ | 簡単なルール |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 普通に楽しい |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | ガチンコ勝負 |
総合評価 | ★★★★☆ | 手軽に盛り上がる |
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