対戦型パズルゲーム「ルービックレース(Rubik’s race)」です。
「ルービック」という単語を聞いて、すぐに「ルービックキューブ」が思い浮かぶ人は、まず昭和生まれでしょう。
ハンガリーの建築学者ルービック・エルネー氏が考案した立体パズル「ルービックキューブ」が大流行したのは1980年前後。私もまだ小さかったので、流行自体は記憶にありませんが、一家に一台という感じで家にありました。
「ルービックレース」は、往年のルービックキューブを彷彿させる見た目の、2人専用スライドパズルゲームです。
相手より先にパズルをそろえよう。
ゲームの概要と目的
2人で向かいあってパズルで対戦をします。お題と同じ並びになるように、自分のタイルをスライドさせて早い完成を目指すゲームです。
内容物
内容物は以下のとおり。全てプラスチック製です。
- ゲームベース+仕切りのフレーム
- カラータイル(48枚)
- サイコロボックス
準備
ゲームベース2つの間にフレームが挟まるよう組み立て、向かい合わせに座ります。
色が偏らないように24枚のタイルをそれぞれ手にとり、自分のフレーム内にはめていきます。1マスだけ隙間があく状態となれば準備完了です。
ルービックレースのルールとゲームの流れ
サイコロボックスを振って出た色の配置と、自分の中央の3×3マスが同じ配置になるようにタイルをスライドして揃えていきます。
まずサイコロボックスをシャカシャカ振ると、中のキューブが動いて3x3の形ができます。同色のキューブが3つ以内であればお題は確定。ゲーム開始です。
15パズルの要領で自分のタイルをスライドをさせ、そろえていきます。
勝敗
先にパズルを完成した人は、中央のフレームを自分の側に寄せます。お題と合っていたらそのプレイヤーの勝ち、間違っていたら相手の勝ちです。
シンプルなパズル。ただ好き嫌いはあるかも。
ゲームシステムは対戦パズルゲームではおなじみの、同じパズルに取り組み早く完成した人が勝ちの形です。
このシステムのゲームはたくさんありますね。
それぞれでパズルを解いていくシステムなので、遊ぶパズルの内容が好みに合うかどうかがポイントです。
この手の無機質なパズルは、目を惹く仕掛けがないがその分飽きにくいところが特徴。好きな人は中毒になるほど熱中する一方で、一度遊べば十分という人も。評価が二分するゲームでしょうか。
私個人としては、スライドパズルがそれほど得意ではないということもあり、ウボンゴなどの方が好みかな。
ルービックという名はついているものの、ルービックキューブと異なり2次元なので、難易度は低く、時間さえかければ小さな子供でも完成できます。
シンプルなルールで、年齢を問わず楽しめるパズルです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 6歳以上 | 4歳くらいからできるかも |
時間 | 10分 | |
人数 | 2人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★☆ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★★★ | 2人用 |
総合評価 | ★★★☆☆ | シンプルな対戦パズル |