先日の「はじめての果樹園」の記事を読んでくれたid:kumarinetさんが、フライングタイガーにそっくりのゲームが200円であると教えてくれました。
これは要チェックということで、さっそく、デンマーク発の雑貨店、フライング タイガー コペンハーゲン(Flying Tiger Copenhagen)に行って見つけてきました。たしかに200円で「海のゲーム(havspil sea game)」というタイトルで販売されています。
タコに取られる前にみんなで魚をつかまえよう
内容物
- 4分割されたゲームボード
- ヒラメ、カニ、タツノオトシゴ、ヒトデの4種各8枚の魚チップが32枚
- タコのパズルピースが8枚
- サイコロ 1個
ボードやチップはプラスティックか紙かよくわからないツルツルした素材。発色は良いですがゲームボードは若干ゆがんでいてはめづらい。値段を考えるとしょうがないでしょうか。
とにかく安いは正義!でも権利関係は大丈夫なのかな?
ルールはまんまHABAの果樹園ゲーム。違うのはデザインと、魚チップ8枚:果物10個、タコパズル8枚:カラスパズル9枚と、数が若干少ないぐらい。コンパクトバージョンにそっくりですね。
HABA 果樹園 缶入りミニ版 mini-obstgarten
- 出版社/メーカー: Haba
- メディア: おもちゃ&ホビー
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果樹園は1986年の作品。古いとはいえ30年くらいしかたっていません。ゲームのルールは著作権の適用外という話もありますが、権利的に大丈夫なのか気になるところです。
ゲームボードがゆがんで外れやすい、魚チップの裏側が白色で使いにくいなど、安っぽさは否めませんが、200円という価格が全てをゆるしてくれます。
見た目鮮やかでデザイン性もよく、幼児向けボードゲームの不朽の名作「果樹園」と同等のものが200円で手に入るというのはお得感満載です。
使い捨て感覚と考えれば、子連れ旅行の際の暇つぶしや親戚の子へのちょっとした手土産として使えそう。フライング タイガー コペンハーゲンが近くにある方はぜひ手に入れてみてください。
「タコやろうよ!」と、カラスのゲーム(はじめての果樹園)の別バージョンに大興奮のうちの子ですが、32枚もある小さいチップを遊ぶたびに散らかしてしまうので、毎回数えて片づける親はかなり大変。
わが家で遊ぶゲームとしては、「海のゲーム」は早々にフェードアウトさせ、コンポーネントが大きくてなくしにくい正規版の果樹園をメインにしていきたいと思っています。
果樹園ゲーム Obstgarten: Für 2 bis 8 Spieler
- 出版社/メーカー: HaBa
- メディア: Board Game
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2018.10追記
久しぶりにフライングタイガーに行ってみると、海のゲームはありませんでした。フライングタイガーのゲームは一期一会ですね。
ただ、そのかわり「モンキーゲーム」というこれまた果樹園のクローンが販売されていました。サルが敵役ででフルーツを取っていくので果樹園にさらに近くなっています。
値段は200円から600円。コンポーネントの質はあまり変わらずなので、実質3倍に値上がり。それでも本家に比べると安いですが…。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 3歳以上 | 3~6歳くらい |
時間 | - | 20分程度 |
人数 | - | 2~5人くらい |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 2歳児でも理解可能 |
大人も楽しい | ☆☆☆☆☆ | 小さい子向け |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | 2人でも楽しめます |
総合評価 | ★★★★☆ | 200円という価格ですべて許される? |