この夏休みでわが家で一番遊ばれている、頭を使うカルタ系のカードゲーム「SET(セット カードゲーム)」です。
3枚セットを素早く見つけよう
ゲームの概要と目的
場の12枚のカードから3枚セットを素早く見つけましょう。
内容物
小箱の中には81枚のカードが入っています。
カードには4つの要素があって、それぞれに3種類のバリエーション。3x3x3x3の組み合わせパターンで81枚というわけです。
- マーク(3種類)
- 色(赤、緑、青の3色)
- 数(1~3個)
- 塗り方(白、斜線、色塗り)
準備
ディーラーを決めてカードをシャッフルし、4x3の12枚のカードを場に並べます。
残りのカードを裏向きにして山札として準備完了。ディーラーの合図でゲームスタートです。
セット カードゲームのルールとゲームの流れ
場の12枚のカードのなかかから3枚のセットを素早く見つけることが目的です。見つけたカードを獲得し、枚数を競います。
3枚のセットとは、マーク、色、数、塗り方の4要素がそれぞれ、すべて同じかすべて異なっている3枚セットです。
セットを見つけ人は「セット」と宣言して、カードをみんなで確認しセットになっていたら受け取ります。なお、お手付きはマイナス1点で獲得していたカードを1枚引き渡します。
上のセットは、色と塗り方がすべて同じ、マークと数が異なっているセットです。
上の例では、色と数がすべて同じ、マークと塗り方がすべて異なっているセットです。
上の例が一番難しいセット。色、数、塗り方、マークの4要素がすべて異なるセットです。
上はセットではありません。数、塗り方は同じ、色はすべて異なっていますが、マークはすべて同じでもすべて異なってもいません。3枚のうち2枚に同じ要素がある場合はセットにならないと覚えるとよいでしょう。
上の例の場合、セットが複数ありましたが、ときにどれだけ探してもセットが見つからない場合がでてきます。その場合は、さらに3枚を山札から追加して15枚でゲームを続行します。
場札が12枚の場合にセットが存在しない確率は33分の1、15枚となると1,500分の1だそうで、ないように見えてあるんですよね。
場からカードを引き取られたら、12枚になるように場に補充をしてゲーム再開です。
ゲーム終了と勝敗
場に補充できるカードがなくなったらゲーム終了です。
獲得したカードを比べ、一番獲得カード枚数が多いプレイヤーが勝者です。
見つかりそうで見つからない。脳みそフル回転で集中力が問われるカルタゲーム
「この2枚と組み合わせるには、赤のダイヤがあるといいかな・・・。」と、場にあるカードをイメージしながら、いろいろな組み合わせを頭の中で考え、セットの成立していくものを探しています。
目で見て探すだけの普通のカルタと違い、脳みそフル回転で組み合わせを探すことが必要なゲームです。
上の12枚は、4つのセットに分けられすが、見つかるでしょうか。集中して探すことが不可欠。ずっと見ているとゲシュタルト崩壊しそうです。
リアルタイムで同時進行するので、多人数でもダウンタイム(手待ち時間)がないのもいいところ。みんなでわいわい遊ぶパーティーゲームとしても使えそうです。ただし、頭の回転が必要な早取りカルタゲームなので、実力差が如実にあらわれて指をくわえているだけの人がでる可能性もあるので配慮が必要です。
記号のようなデザインの古いゲームということもあり見た目はトランプよりも地味。なので長らく敬遠してきましたが、いざ遊んでみるとわが家では大ヒット。
高IQグループメンサの会員が選ぶ「MENSA SELECT 1991」に選定されたこともある脳トレになりそうなゲーム。イコール頭が疲れるので、最近の子供たちのリプレイ要求に「もう勘弁してくれ・・・」という日々です。とてもおすすめのカードゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
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年齢 | 5歳以上 | |
時間 | 20分 | |
人数 | 2-10人 | あまり多人数では・・・。 |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★☆ | いったん理解したらあとは簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | 2人でも3人以上でも同じ |
総合評価 | ★★★★☆ | 見た目は地味だけど盛り上がる |