木製のコマを素早く取っていくカルタ系のボードゲーム「おばけキャッチ(Geistes Blitz)」。わが家では下の子が大好きで、毎日のように遊んでいます。
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このおばけキャッチの姉妹品「おばけキャッチ2(Geistes Blitz 2.0)」です。
カードが示すコマを誰よりも早くとれ!
ゲームの目的
山札がめくったらゲームスタート。めくったカードが示すコマをいち早くキャッチするのが目的のゲームです。
内容物
今度はバスルームがテーマ。コマは青のブラシ、灰色のお風呂、赤のタオル、緑のカエル、白のオバケです。
白のオバケは女の子。前作のおばけと比べると、マツゲがついていてひと回り小さいことがわかります。
赤色のタオルは布でできていて、実はボードゲーム「マラケシュ」のじゅうたんと全く同じです。
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準備
テーブルの中央に5つのコマを並べます。カードをシャッフルして裏向きに山札として重ねて中央におけば準備完了です。
おばけキャッチ2のルールとゲームの流れ
ルールは前作と全く同じです。
スタートプレイヤーが山札を1枚めくり、カードが示すコマをみんなで早いもの勝ちでとっていきます。
とるべきコマは、基本的にカードに色も形も存在しないコマです。
「赤のタオル」が正解です。
「緑のカエル」が正解です。
ただし、カードと色と形の両方が一致するコマが示されていることも。その場合は、そのコマが正解です。
この場合は、「赤のタオル」が正解です。
正解した人は、お題のカードを獲得して次のカードをめくる役になります。
なお、違うコマをとる「お手つき」をしてしまったら、手持のカードを1枚正解者に渡します。
勝敗
山札が全部なくなればゲーム終了です。獲得したカード枚数を比べ、一番カードが多いプレイヤーが勝者です。
単体では前作と同じ。1と2を混ぜて遊べば混乱度アップ。
ルールは元祖「おばけキャッチ」と同じで単体で機能し、プレイ感も全く同じです。
唯一違うとすれば、布製のタオルが平面でとりづらいこと、慌てて取ろうとすると空振りしてしまいます。
どちらも持っていなくて、1と2のどちらを買うべきかといえば、コマが好みの方を選べばよいと思います。
1と2を両方そろえれば、コマとカードを混ぜて遊ぶ拡張ルールで遊べます。
カードに色と形の両方が一致するコマが示されていたら、「色は同じで形が違うコマコマをとる」というもの。例えばカードに「赤のタオル」がカードに示されていたら「赤の椅子」を取らなければなりません。
このルールで遊ぶとかなり混乱し、コマ自体も増えるので、多人数で遊ぶのにおすすめです。
ちなみに「おばけキャッチジュニア」という小さい子向けのバージョンものもありますが、個人的にはおすすめしません。
理由は難易度がやさしすぎるから。小さい子でもルールさせ理解すれば遊べるので、あえて簡易版にする必要性はないと思っています。
戦略が必要となる思考系のゲームは子供向けにやさしくする必要がありますが、おばけキャッチのようなゲームは、柔軟な脳の子供が不利にはなりません。
現にわが家でおばけキャッチ対決をすると、3歳児を筆頭とした子供たちに大人たちが全く歯がたちません。
子供たち毎日のように遊んでいたので、カードが擦り切れるような状態のおばけキャッチシリーズ。カルタということで、実力差が埋められないのは難点ですが、もりあがること間違いなしのパーティゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 6歳以上 | 3歳でも遊べる |
時間 | 30分 | 15分くらいで終わるかも |
人数 | 2-8人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | ガチンコ勝負 |
総合評価 | ★★★☆☆ | 前作と混ぜれば混乱アップ |