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世界のボードゲーム・カードゲームで遊び、家族でコミュニケーションしながら知育。おすすめの「初心者や子供でも楽しいボードゲーム」「大人でも楽しめる子供ゲーム」などライトなアナログゲームのレビューです。

(例文あり)夏休みの宿題の読書感想文「ルラルさんのだいくしごと」主人公と自分を対比させる書き方

夏休みの宿題の読書感想文。みんな書き方に困ってる?

8月になってこのブログのアクセスがなぜか増加。

どうしてだろう?と確認したら、ちょうど1年前に書いた読書感想文に関する記事がアクセスの大半を占めていました。
一方で、メインコンテンツのボードゲームは・・・。

www.boardgamepark.com
いやはや、やはりこの時期はみんな夏休みの読書感想文に苦労しているんですね。

記事で文例を示した際には、「型にはまった答えを出させるのは問題あり」という批判的なコメントをいくつか頂戴しました。

SWOT分析をはじめとしたビジネスフレームワークでもそうですが、「テンプレートを使う=決まった答えしかでてこなくなる」と考える人が多いですが、私はそれは誤解だと思っています。

フレームワーク(テンプレート)は、型にハマった答を出すものではなく、型にあてはめてみることで自分の考えを効率的に引き出す、「整理のための切り口」です。

もしサンプルと同じような答えしかでてこないなら、そもそも選んだフレームワーク自体が適切でないのかも。

フレークワークは単なる切り口であるため、そもそもアプローチ方法はひとつではありません。

というわけで、昨年とは別のアプローチで読書感想文の見本(相変わらずセンスがないので60点レベルですが)を作ってみたいと思います。

「ルラルさんのだいくしごと」で、登場人物と自分とを対比させた読書感想文を書いてみよう

というわけで、今回は「登場人物と自分の対比」というアプローチです。

題材にするのは、2018年の低学年向け課題図書「ルラルさんのだいくしごと」

ルラルさんのだいくしごと (いとうひろしの本)

ルラルさんのだいくしごと (いとうひろしの本)

屋根の修理をしていて降りられなくなったルラルさんのほんわかストーリー。

全32ページ。1ページの文章は最大でたったの2行。まったく字がないページもあったりと、「図書」というよりは「絵本」です。

文字が大嫌いな子や、土壇場ギリギリに読書感想文を書こうとしている子には、文字数が少ない点えいいかも。

ただ、一方で文章量が少ないので、感想文を書くには想像力が必要となってきます。

こんな本で想像力を膨らませる手助けになるのが、「もし自分が主人公だったら」というアプローチ方法です。

登場人物との共通点・相違点から感じること見出して感想文につなげよう

このアプローチはざっくりいけば、

  • 登場人物と自分との共通点・相違点を洗い出す
  • 共通点・相違点を踏まえて自分が考えたこと

というような組み立てで読書感想文を書いていきます。主人公に感情移入しやすい物語にぴったりのアプローチです。

子供さんの文章をサポートするには、下記のような質問をなげかけて、作文を書き始める前に事前整理を別紙にさせてその後に書かせていくとよいでしょう。

1)主人公との共通点・相違点を探そう
  • ルラルさんは大工仕事がとくいだけど、工作が好きな〇〇君と似ているかな?
  • ルラルさんのように高いところにのぼって、降りられなくなったことはある?
  • ルラルさんと動物のように、頼んだことを聞いてもらえなかったことはないかな?
  • ルラルさんは助けてくれる動物たちがいるけど、君には助けてくれる誰かはいる?
  • ルラルさんは高いところに登ったけれど、君は高いところに登っても怖くない?
  • 動物たちが電車ごっこで行っちゃって、ルラルさんはおこらなかったけど、君ならどうした?
2)わかったことから分析してみよう
  • なんで君とルラルさんは違う行動になるんだろう?それはどうしてだろう?
  • ルラルさんはどんな気持ちで動物たちが行ってしまって寝転んで空をみたんだろうね。
  • 君とルラルさんの行動は、どちらのほうがいいかな?それはどうしてかな?
  • 君がルラルさんだったら、この本はどんなお話になっただろう?

実際の「ルラルさんのだいくしごと」の感想文の例

ルラルさんを自分、動物たちを家族や友人に当てはめてみると、イメージが膨らんでいくと思います。

というわけで、ルラルさんと自分とを比べて考えるアプローチで、実際に例文を書いてみました。
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子供への具体的な質問で、筆が進む感想文の「パーツづくり」をサポートしてあげよう。

読書感想文が好きな子はなかなかいません。やる気がでない子供には、親が質問でサポートしてあげる必要があります。

でも、質問の投げ方によっては
「どんなおはなしだった?」「大工しごとをするルラルさんの話」

「どう?面白かった?」「まあ、普通に面白いかな。」
「どんなところが面白かった?」「う~ん、いろいろだね。」

「せっかく手伝ってあげようと思ったのに。もう知らない!自分で好きに書きな!」
と親のイライラがつのるだけになります。

うちの子も反抗期まっさかり。抽象的なやりとりをするとだいたいこんな感じで終わってしまいます。

そもそも読書感想文に「思ったこと」「感じたこと」をかけと言われても、表面づらだけを読んでいる子供たちからはなかなか出てきません。

感想文につなげるに、親が感想文のアプローチを考え、少し掘り下げた感想文のパーツになる具体的な質問を投げかけることが子供の助けになります。

自由研究をはじめ、子供の夏休みの宿題の半分は親の宿題。この記事がみなさまの少しでも参考になれば幸いです。