親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

届いた段ボールから変な音が…。海外Amazon通販のこぼれ話。

以前にもいろいろ書きましたが、私がボードゲームやCD、洋書や楽譜など購入する際には、なるべく安く買うために、海外Amazonを頻繁に利用しています。

www.boardgamepark.com

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海外通販は物理的な距離や、言語の問題、日本のような高品質なサービスが期待できないということで、何度注文しても、本当に届くのか気になるところ。

最近の海外Amazonでは、荷物の追跡がかなり詳細にできるようになっていて、アカウントサービスからリアルタイムに近い感じで荷物の状況を確認することができ、安心できるようになりました。

下記のような感じで、発送から到着までをトラッキング(追跡)することができます。内容も英単語がいくつか分かれば十分内容は理解できるレベルになっています。

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【追跡情報の記載は下から上】
発送された(shipped)後は、Amazonの物流センター(Amazon facility)を経て、運送会社の配送センター(Carrier facility)に届いて国外に向かいます。

日本に届いた後は、税関の通関手続き(customs clearance process)を完了してから、国内の配送業者に渡され配送に向かい(out for delivery)ます。

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ただ、配送期間がそれなりにかかり、複数の国を経由するので、国内に比べてトラブルも多いもの。今回はそんななかでもちょっと変わったトラブルをご紹介します。

いろいろトラブルはありますが私のモットーは、「大らかな気持ちで、トラブルや遅延への寛容さをもって利用すれば、海外通販は楽しめる」です。

その1 謎の天候不順

海外Amazonの中でも、米国は比較的発送日数が短いのが特徴です。

私はなるべく安く買いたいので、配送料が一番安いけど2週間ほどかかる AmazonGlobal Standard Shippingという配送プランを選択することが多いです。

意外にこの一番遅いプランでも、いつもは1週間そこそこで到着することが多いです。

しかし、このときは違いました。発送されてから、いつものようにトラッキングをチェックすると、見慣れないビックリマークが。

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Delayed due to weather天気による遅れ、ということで、さっそく米国の天気予報を検索してみましたよ。

でも、米国は全土晴れ。天気って何???

広いアメリカだから、荷物を運んでいるあたりで竜巻とかでも起きているのかなぁ。でも、そんなニュースも特段なし。

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結局、10日ほど遅れて配送が進み、荷物が届きました。10日も遅れるとは、一体どんな天候不順でしょうか。

ビジネスの世界では、遅延などのトラブル発生時は補償を求められないよう天気や自然災害のせいにするのは常套手段。これかもしれません。

真相は分からず仕舞い。でも、荷物は遅れながらもちゃんと届いたので、まぁいっか。

その2 ワープした荷物。

ドイツAmazonは、ポーランドに物流センターをもっているようで、荷物を追跡すると最初がポーランドからになることも多いようです。

このときも、荷物がポーランドから始まり、いったんドイツに到着しました。
しかしながら、それからトラッキングの動きはピタッと停止しました。

まぁ、止まっていることは日常茶飯事なので、多少はガマンです。

でも、それから実に2週間。いったい何をやっているのか、全く動きません。

ボチボチ到着予定日になってしまうのに、まだドイツ。いいかげん、しびれを切らしてしまいました。

「そろそろ問い合わせてみようかな」と、問い合わせフォームを入力していたところで、家のベルがピンポーン「佐川急便です」

まだドイツにあるはずの荷物が、佐川急便からいきなり配達されてきました。どこでもドアでも使ったのか!

そうトラッキング情報が更新されていなかったわけです。

これ、意外によくあるんですよね。トラッキング情報がなくなってしまっても、待っていれば届くときは届きます。気長に待つのが大事かもしれませんね。


その3 ヨーロッパを縦断する荷物を追え!

このとき注文した商品も、ポーランドからスタート。トラッキングによるとドイツのケルンに到着したようです。

そこから3日ほどたって見ると、今度は荷物がフランスへ。

フランスを経由するとは珍しい。国を障壁なく自在に移動できるのがユーロ圏のいいところ。一体どんなルートで日本に送られてくるのでしょうか。

さらに3日ほど経ってトラッキングが更新されると、今度は荷物がイギリスのロンドンへ。なんとドーバー海峡を渡っちゃいました!

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ヨーロッパからの荷物は、中国の深センをハブとしてやってくることも多いのですが、最近のイギリスと中国が蜜月だからイギリスにいったのでしょうか。それとも、さらに違う国にいくのか?

トラッキングが次に更新されたのは、それからさらに1週間たってから。

次なる荷物の居場所は・・・・・行方不明

各国を渡っていた荷物、ヨーロッパ縦断の変なルートだったわけですが、最後が行方不明とは…。私の荷物はテムズ川にでも落ちてしまったかな?

結局注文はキャンセル扱いとなりました。

その4 返金されたお金が足りない!

前述の荷物が行方不明となったことで、返金対応となりました。トラブルがあっても返金をきっちりしてくれるところでは、海外でもAmazonは安心です。

しかしながら、2週間以上ものヨーロッパ縦断旅行の間に、為替レートの円高が進行。125円/ユーロくらいだったのが120円/ユーロ程度と、5円ほど円高が進んでしまいました。

外貨で購入したので、外貨ではきっちり返金されましたが、円価では5%近いディスカウント。目減りした返金となってしまいました。

ちなみに海外Amazonから購入するときは、Amazon Currency Converterという、注文時の固定レートで円貨で注文、その後の為替リスクはAmazonが負うサービスが用意されています。

ただ、それなりの為替手数料がレートに上乗せされているので、私は利用していません。

今回は差損が発生してしまいましたが、次にトラブったときに差益がでてチャラになることを期待したいと思います。
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その5 異音がする不審な荷物

会社から帰宅すると、玄関の脇に段ボールが無造作に置いてありました。

「今日届いた荷物。中からなんか変な音がする。気味が悪いから、外に置いてもらったよ。」
上に乗っていた違う荷物をどけると、中から「ぶぅ~」と、変な音が。確かに…。

段ボールの上をちょっと触ると、また「ぶぅ~」

これは・・・・。
ガスアウト DHW40

商品を注文した当事者である私は、音を聞いて原因がわかりました。

この音の主は、「ガスアウト」というおならをテーマにしたゲームでした。

このゲーム、画像を見るとわかりますが、店頭で音が鳴るのを試せるよう、もともと中身が露出した状態でパッケージングされています。

これが、海外のいい加減な梱包で、梱包材も何もなしに、段ボールに押し込められていたので、段ボールを触るだけで押されてオナラの音が鳴っていたわけです。


このゲームのオナラ音、うちの下の子が聞いただけで泣きだすほどなかなか強力。

それが、海外から我が家まで、箱の中からブーブー異音を鳴らし続けていたわけです。

海外国内問わず、配送中もちょっとした刺激で鳴り続け、税関でも不審物として思われただろうなぁ。確かに箱は何度か開封されたような形跡がありました。

異音のせいで没収されなかったのが不思議なくらい。どんな取り調べを受けたかわかりませんが、結果して無事に届いてよかった。

というわけで、次回は、あわや不審物の子供向けパーティゲーム「ガスアウト」をご紹介する予定です。