子供が小さい頃からボードゲームが当たり前のようにあったわが家。
どんどん難易度の高いものになるかと思っていましたが、成長につれボードゲーム以外の楽しみが増え、最近は短時間で遊べるシンプルなものが中心です。
最近一番稼働しているのが今回の「立体四目ゲーム」です。子供たちが好んで遊ぶ理由は、友達ともよく遊ぶから。
立体四目並べはボードゲーム愛好家の人気はないですが、集中力や空間認識能力が高まるという知育効果が脚光をあび、学習塾のカリキュラムにも取り入れられているようです。
学習塾主催での全国大会などもあり、うちの小学校では教室にも常備。少なくともうちの地域では、小学生にオセロくらい知名度が高いボードゲームのようです。
立体的によくみてコマを四つそろえよう
ゲームの概要と目的
立体四目並べは、四目並べの3D版。高さも加わった空間でタテ、ヨコ、ナナメに4つのコマをそろえることを競います。
コマは立体的に配置されるため、空間をよくみていないといつの間にかそろっていることも。
内容物
正方形の板に16本の棒が立ったものがゲームボード。
コマは白黒各16個。4x4x4=32の立方体空間にコマを配置していくわけです。
いずれも木製で、比較的安価なゲームですが、値段の割に質感は十分です。
準備
ゲームボードを中央に置き、黒白のコマをそれぞれ自分の手にとって準備完了です。
立体四目ゲームのルールとゲームの流れ
ルールは簡単。交互に自分の色のコマを置いていくだけです。
自分のコマを先に4つ並べたプレイヤーが勝利します。
上のように、空間に4つ並ぶケースもあり、よく注意して並べることが大事です。
立体四目並べの必勝法?定石になる配置パターン
立体四目ゲームの必勝法は、基本は二次元の四目並べと同じで、ダブルリーチを作ることが近道です。
立体版ならではの形としては、リーチをブロックする相手の手が次のリーチを成立させる配置パターン。
上のカタカナの「フ」のような配置になると勝利確定です。
成立しづらいですが、上の形でもOK。
上のような形も勝利となります。
盤面を見て、上記の勝ちパターンのような配置が成立しそうな軸を見つけ、ダブルリーチができるよう作っていくのが基本戦略です。
ただ、考えているのは相手も同じ。ライバルの動きへの注意も必要です。
「おとうさん作戦を考えてばっかりで、こっちに気が付かずいつも負けちゃうんだよね」
わが家では最弱扱いの父。いつも注意力散漫な私にとってこのゲームはかなりの難関です。
老若男女問わず短時間でサクッと楽しめるボードゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 6歳以上 | |
時間 | 10分 | |
人数 | 2人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★★★ | 2人専用 |
総合評価 | ★★★★☆ | シンプルな |