親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームで遊び、家族でコミュニケーションしながら知育。おすすめの「初心者や子供でも楽しいボードゲーム」「大人でも楽しめる子供ゲーム」などライトなアナログゲームのレビューです。

仮想通貨市場は参加退出自由の壮大なババ抜きゲーム?いまさら参加したらどうなるんだろう?

いつも利用している銀行からこんなお知らせが来たらどうでしょうか。

「過日、銀行強盗が押し入り、金庫にあった現金600億円が盗難にあってしまいました。お客様からの預金につきましては、必要に応じてお返しできるよう取り組んでおりますので、ご安心ください。」

毎年数千億円稼ぐ3大メガバンクであれば、このくらい大したことないかも。しかし、これが小さな地方銀行なら、経営が揺らぐレベルかもなので心配です。

ひとたび「つぶれるかも!」という話になれば、人々は銀行の資金がなくなる前にわれ先に出金しようと、ATMや窓口に押し寄せます。いわゆる「取り付け騒ぎ」ですね。

銀行はお金を右から左に流すことで経営が成り立っているもの。出金だけではたちまち資金がショート。取り付け騒動が起きれば、資金難で潰れてしまいます。

最近では個人の銀行預金はペイオフでの仕組みで1千万円まで保護されるようになったので、銀行ではそこまでならないかもしれませんが…。

 

近頃世の中を賑わせているコインチェック騒動はこんな感じですね。果たしてコインチェックはメガバンクなのか、支払い能力のない企業なのか。

財務状況が公開していないから会社の財政状態は不明。でもものすごい取引の伸びで相当儲かっていて資金力は十分という話も。

一方で十分な支払い能力があると言っているのに、他の通貨まで出金停止しているチグハグな矛盾も・・・。真実はいかに?どんな結末になることやら。

 

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仮想通貨投資はいつでも参加できるババ抜きゲーム?

さて、ここのところの仮想通貨市場の伸びはめざましいものがあります。ものすごい上昇で、早くから投資してきた人は、かなりの利益を手にしているかもしれません。

ただ、FXなどもそうですが通貨取引はゼロサムゲーム。価格が上昇して高値で取引されているのは、誰か高値で買ってくれる人がいるから

高値で買ってくれる人がいなくなったときに、ゲームは終了です。右肩あがりもいつかは終焉。ババ抜きと一緒で、ゲームの最後にもっていた人が損することになるわけです。

今からでも参加できるし、もう勝ち抜けた人もいる。まるで、いつでも参加退出ができるババ抜きゲームですね。

私は、このゲームには4つの関係者がいると思っています。 

 

1 初期からの参加者

最初から参加していた人は、先行者として上昇相場の恩恵を享受しています。勝利は確定。あとはできるだけピークのときにゲームから抜けて利益を最大化するかが課題です。

残念ながら、タイムマシンでもない限り、今さら最初からの参加者になって先行者利益を獲得することはできませんね。

 

2 途中からの参加者

途中から参加した人は、先に参加した人よりも不利な立場。勝利の確率は早く参加している人も当然低くなって不利なわけです。しかし一方で、自分より後に参加してくる人がいっぱいいれば、その人たちよりも勝利の確率は高いでしょう。

自分の後に続く参加者がいて、高値で買ってくれれば勝者になれる。一方で、自分が最後の方の参加者になれば、ジョーカーを手にしたままゲームが終了することになります。

果たしてこれから参加者がまだまだ増えるのか、そうでないのか。今の右肩上がりの相場が、まだ3合目なのか、それとも9合目なのか・・・・。勝負の結果はそれ次第ですね。

 

3 ゲームの不参加者

ゲームに参加しなければ、得もしないけれど損もしないのが当たり前。普通のゲームならそうですが、経済を巻き込んだゲームでは実はそうではありません。

仮想通貨は一定程度通貨としての交換価値がある以上、紙幣が発行されたのと同じ効果をもちます。すなわち、政府発行紙幣が増えたのと同様に、お金の価値が目減りしてインフレ効果をもたらすわけです。この「貨幣価値低下」の影響は仮想通貨を持たない人も含め公平に受けるわけです。

クレジットカードの決済手数料が商品価格に転嫁されて、クレジットカードを持たない人も含めて負担しているのと同じ構造ですね。

市場の不参加者も含めた既存の経済システムからコストを回収できれば、それが「持てる者」の勝ち分となります。仮想通貨取引に参加しない人は「参加しなければ損している」という話も頭に入れておいた方がいいのかも。まぁ、広く薄いコスト負担なので大損はしませんが。

 

4 仮想通貨取引の胴元

コインチェック社長の「安全なオフィスから外の困っている人をみるカイジみたいな遊び」という言葉も話題になりましたが、取引を実際しないで、参加者に場所だけを提供して手数料収入を得る取引所の立場は、リスクを負わないから、安全に儲かるかもしれません。

取引所を開くことはなかなかできませんが、取引所関連の株式に投資するという手はあるかもしれません。

しかしながら、胴元である取引所も参入企業が増えてきて、競争に突入しつつあります。昔の証券会社も高単価の手数料が収益源でしたが、ネット証券の台頭による手数料引き下げ競争で収益力が悪化してきました。仮想通貨も手数料でボッタクれる時代はそろそろ終了かもしれません。

 

結局どうしようか〜麦わら帽子を買いに行こう

右肩上がりの熱狂の終焉が、今月なのか、何ヶ月後なのか、もしかして何年先になるかは、わかりません。しかしながら、たくさんいる先行者より不利な勝負となり、しかも胴元もかなり儲かってそう。個人的にはそんな不公平なゲームにはやはり参加したくないなぁ。

相場の世界には「麦わら帽子は冬に買え」という格言があります。みんなが参加して相場が盛り上がっているときは価格も高いもの。まだニーズが顕在化していないときに買うのが大事という話ですね。

世界を巻き込む壮大なゲームの波に乗り遅れた私は、いまさらの参加よりも、ゲーム終了後の世の中に目を向けたいと思います。

金を手にする勝者がでてくれば、むしり取られる敗者も。ゼロサムゲームの世界では、資産を20倍にして億万長者になる人がいれば、その一方で全財産をなくす人が20人できることになります。

勝者が決まり、今より経済格差が大きくなったときに、伸びていくビジネスに目を向けることとします。バブル崩壊後に幅を利かせた消費者金融とかかな?株価もボチボチ下落して調整局面に入りそうな雰囲気だし、物色をはじめようかな。