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親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームで遊び、家族でコミュニケーションしながら知育。おすすめの「初心者や子供でも楽しいボードゲーム」「大人でも楽しめる子供ゲーム」などライトなアナログゲームのレビューです。

初代ファミコンと同い年。でも、まだまだ現役。掛け算の練習にもなるビンゴ風知育パズル「テイク・イット・イージー(Take it easy)」

思考力 算数

近頃は猫も杓子もポケモンGO、1カ月前には想像しないくらいの爆発的なヒットで社会現象になっていますね。

もともとゲームは、ソフトウェアをコピーするだけなで増産のための製造コストがないところに、据え置きゲームに必要なカートリッジやDVDなどのメディアがないアプリ配信は流通コストもなし。短期間で爆発的なヒットを実現するための環境が整っています。

一方でボードゲームは、相変わらずの製造・流通コストがかかるわけですから基本ホソボソ。市場環境がずいぶん違っていますね。

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ゲーム機の草分けである初代ファミコン任天堂から出たのが1983年ですが、これと同じ年に発売された「テイク・イット・イージー(Take it easy)」です。

相当古いゲームですが、昔に買ったわけでも中古でもなく、昨年に新品で購入したもの。パッケージデザインこそ古臭さを感じさせますが、現在でも新品で発売されている息の長いボードゲームです。

今大人気のポケモンGOも、きっと5年後にはなくなって別のヒット作がでているでしょうが、「テイク・イット・イージー(Take it easy)」は、その栄枯盛衰を眺めながらシーラカンスのように生き残っているかもしれません。

親が引いたタイルでラインをそろえよう

内容物

プレイヤーごとに、ゲームボード1枚と、一色のタイルを使用します。
・ゲームボード(6枚)
・ゲームタイル(各27枚×6色)

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準備

各自、ゲームボード1枚と、タイル27枚のセットを持ち、親を決めます。
親になったプレイヤーは、タイルをすべて裏返し、そのほかのプレイヤーはタイルをすべて表にすれば準備完了です。

ゲームの流れ

親が裏返しになったタイルから、ランダムに1枚引き、それをみんなに見せます。これが、今回使用するタイルとなります。

他のプレイヤーは、親から示されたタイルを手元のタイルの山から探します。結果して、みんなが親と同じタイルを持つことになり、このあたりはビンゴっぽい感じです。

各プレイヤーは、手にしたタイルをゲームボードの好きな位置に同じ色のラインができるように配置していきます。両端まで同じ色がつながれば得点になります。
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みんなが配置し終わったら、親は次のタイルを引きます。この繰りかえしです。

ラインがうまく9(黄色)と6(赤)の2つ完成しました。下の4(水色)もあと1つ。f:id:bg4kids:20160807080155j:plain

終了と得点計算

ボードがタイルですべて埋まったらゲーム終了です。

ボードの端から端まで同じ色が並ぶラインができたら得点です。数字×タイル枚数が得点となり、各ラインの得点を合計して一番点得点が高いプレイヤーが勝利します。

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上から下の縦ラインでは66点(5点×3 9点×4 5点×3)、左上から右下の斜めラインでは12点(4点×3)、右上から左下の斜めラインでは28点(7点×4)の合計106点です。

みんな同じタイルを使っているのに結果が違う不思議

プレイヤーがそれぞれ自分のボードのパズルを進めていき、プレイヤー相互のからみはなく、ウボンゴと同じようなシステムです。ただ、ウボンゴのような早解き競争の要素もなく、それぞれでじっくり考えるゲームとなります。
bg4kids.hatenablog.com

みんな同じタイルを使っているから、似通った結果になるかと思いきや、それぞれの戦略がでてきて結果が違ってしまうのを、出来あがってから見比べるのが面白いです。

前半は、ラインがつながるように気軽に置いていけばよいのですが、進むにつれてラインをつなげるのに苦しくなってきます。
「こっちのラインをそろえたら、別のラインが揃わない。」「1列で妥協しておくか、いいタイルを待つべきか」「諦めたとたんにすぐタイルがきちゃった!」「お願いだから8出てくれ!」などの悩ましさたっぷりです。

9と6の2つのラインがリーチ。両方のラインが入ったタイルが来てほしい!f:id:bg4kids:20160807084050j:plain

でも、実際きたのは違うタイル。さて、9だけで妥協するか、左下の8を確保してもうちょっと待つべきか。f:id:bg4kids:20160807084100j:plain


誰でもできる簡単なルール、でも考えどころたっぷりで、大人も子供も一緒になってファミリーで楽しめる点が、発売から30年を超えても現役の理由でしょうか。

できたラインの数だけ掛け算をして得点計算をしていくので、小学校低中学年の子どもには、遊びながら掛け算の練習ができるゲームとしてもおすすめです。

項目 公式表記 コメント
年齢 10歳以上 5歳くらいからできるかな
時間 20分
人数 1-6人
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★☆ 誰でも簡単
大人も楽しい ★★★★☆ 大人も楽しい
2人でも楽しい ★★★★☆ 1人からできます
総合評価 ★★★☆☆ 細く長く楽しめます