うちの下の子は来年小学校に入学する年齢です。
行事などが大変なので、できれば国立小学校に通う上の子と同じ学校に通わせたいところ。そのためには小学校受験をクリアしなければなりません。
残念ながら国立小学校には抽選があるため、どんなにがんばっても合格は保証できません。
したがって不合格の可能性も覚悟のうえ、投入資源(費用と時間)とリターン(合格の可能性)のバランスを考え、今年も最小限の労力で小学校受験にチャレンジしていきたいと思います。
具体的には、定期的な通塾はせずに(模試や講習など場慣れのためにスポットで活用)お受験に挑戦です。
上の子のときより増えたボードゲームもフルに活用し、ある意味親の都合で子供をふりまわす受験対策をできる限り楽しくやっていきたいと思います。
というわけで、今回は小学校受験対策として使える欧州SMRT GAMES社の1人用パズルゲーム「カラーコード(COLOR CODE)」。
小学校受験では「重なり図形」「重ね図形」とよばれる透明図形を重ねるスタンダードな問題の体感にぴったりのゲームとなります。
プレートを重ねて図形を作ろう
内容物
透明なアクリル番にカラーで図形が描かれたプレートが18枚。オレンジ色のものは、このプレートを設置するホルダーです。
これに加えて100問の問題が収められたガイドブックがあります。
カラーコードのルールとゲームの流れ
ホルダーにプレートをうまく重ねて、お題と同じ形を作ることが目的です。
最初に、ガイドブックから好きな問題を選択します。
問題の番号が大きいほど難易度が高いものとなっています。
お題を作るために必要となるプレートを好きに選び、ホルダーに回転させたり重ねたりしながらはめていきます。
お題どおりにプレートが並んだら完成です。
図形の重なりを楽しく学ぼう
正解にたどりつくためには
- 正しいプレートを選ぶこと
- 正しい向きで差し込むこと
- 正しい順番で重ねること
が必要です。
簡単にできそうですが、意外に苦戦することも。
1番目のプレートの選択では、同じ色で複数のプレートがあるところに騙されます。選択を間違うといつまでも答えにたどりつけません。
2番目の向きも、見えている情報で選びがちなので、重なった結果で全く違う形になるところに頭が回らないことがあります。
対象年齢が5歳〜大人なので、パズルゲームとしての難易度はやさしめ。
子供が中心で、大人が遊ぶ場合は80〜90番台のマスターレベルに最初からチャレンジしたほうがいいかもしれません。
実際の小学校受験問題は、以下のように白黒で無味乾燥。さらに重なりを自分で想像しなければなりません。
「重ね」「折り曲げ」「鏡の反射」など、小学校受験問題では図形を加工する問題が色々あります。ペーパーテストをたくさんこなすのもひとつの対策ですが、個人的には実際に手を動かしてイメージを体感することが近道になると思っています。
カラフルなプレートで楽しんで遊べる本作は体感にもってこい。小学校受験に興味がある方、知育に興味がある方はチャレンジしてみるとよいかと思います。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 5歳以上 | |
時間 | 10分 | |
人数 | 1人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★☆☆☆☆ | 子供向け |
2人でも楽しい | ☆☆☆☆☆ | 1人用 |
総合評価 | ★★★☆☆ | 重ね図形の対策に |