このブログで最初に紹介するゲームは、フルーツを数えてベルを鳴らす「 ハリガリ(HALI GALLI)」です。
ボードゲームというよりはパーティゲームになりますが、面白さと知育が両立する観点では絶対に外せないゲーム。
子供が主なターゲットのファミリーゲームですが、2018/11/18の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の「世界のテーブルゲームを遊びつくせ!」で紹介されたように、大人でも熱くなれるゲームです。
5つになったらベルをたたけ~ハリガリのルール
イチゴ、バナナなどフルーツが1~5個書かれたカードが56枚。このカードを全部くばり、それぞれの前に裏向きで重ねて山にします。この山から順番に自分の前にフルーツのカードを出していきます。
場のフルーツの合計が5つになったらベル。早いもの勝ちで鳴らした人が場のカードを総取りします。取れないと自分が出せるカードのストックがどんどん減っていき、カードが全部なくなってしまったプレイヤーはゲームから脱落です。
下はイチゴが5個になったのでベルです。
シンプルなルールと、なにより「ベルを鳴らす」というアクションで、子供受けはバッチリ。ベルがついているゲームはほかにもありますが、盛り上がるギミックです。
www.boardgamepark.com
なお、派生品でよりルールが簡単な低年齢向きの「ハリガリジュニア」もでていますが、知育の観点では足し算概念があるこちらがオススメ。ハリガリは4歳くらいからなんとかできるので、ジュニア版が活躍できる期間は実質短いですしね。
数えられるようにらハリガリで足し算。
最初は果物の数を指で数えていく子でも、自分が一番に鳴らさないと他の人に取られてしまうわけですから、ゆっくり数えているひまはありません。自然と暗算ができるようになっていきます。
さらに、そのうち「今はイチゴが7個になってるから、このイチゴ2のカードが入れ替わると5になってたたける!」と、先読みができるようになります。
慣れてくると子供の反射神経に大人が敵わなくなってきます。大人と子供が対等にプレイできるのもこのゲームの魅力。白熱するとベルを巡って流血になるかも。プレイ前に爪はちゃんと切っておきましょう。
このゲームの難点は、完全実力勝負でハンデがつけにくいこと。実力差がある子供同士や兄弟では小さな子がやる気をなくさないよう注意が必要。またパーティゲームなので、3人以上できれば4人はほしいところです。
大人が何度も楽しめるほどの深みはありませんが、数を勉強しているお子さんなら、ドリルなどの教材よりもずっと価値がありますよ。
項目 | 評価 | コメント |
ルールの易しさ | ★★★★★ | 老若男女誰でも分かる |
大人も楽しめる | ★★★☆☆ | 子供の立場で勝負 |
2人でも楽しめる | ★☆☆☆☆ | 2人ではちょっと・・・ |
知育としての総合 | ★★★★★ | 数を勉強中のお子さんにはぜひ |
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