親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

「レシピ(Recipe)」おままごと感覚で子供が夢中になれるお料理カードゲーム。

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「ツツギさんのお料理見たい!」

最近うちの子供たちに人気の動画はYoutubeの「筒井チャンネル」

「愛する妻と娘にモテるための料理」というコンセプトの好感度と出勤前にテキパキ朝食を作る手際のよさからか、幅広い世代に人気の料理系Youtubeです。


サラリーマンが出勤前に作る朝ごはん【二人分】

ウィットに富んだテロップでの解説も魅力ですが、下の子なんかはロクに読めないので、純粋に料理を作っているシーンが大好きなんですよね。

食い入るように動画を見る子供の様子を眺めながら「あなたのお父さんもお料理がんばっているつもりなんだけどなぁ」と、父はちょっと嫉妬しています。

さて、そんな動画の影響もあって、最近は料理に興味があるうちの子供たちに人気のカードゲーム「レシピ(Recipe)」です。

具材をあつめて料理を完成させよう

内容物

小箱サイズのケースには、カードが3種類。
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大ぶりサイズがキッチンカウンターカードで、3枚1組で具材を置くために使用します。ピンク色がメニューカード、黄色がぐざいカードです。

f:id:bg4kids:20200630064147j:plainメニューカードはゲームの目標となるカードです。今回は定番料理バージョンということでカレーライスやナポリタンなどおなじみのメニューが登場します。


f:id:bg4kids:20200630064400j:plainぐざいカードは料理の材料を示します。様々な食材が、フレンドリーなイラストで描かれています。

準備

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まずキッチンカウンターカード3枚セットをプレイヤーに配り、それぞれ3枚を自分の前に並べます。

メニューカードは1枚ずつ配り、残りはしまいます。

ぐざいカードはプレイヤーに6枚ずつ配り、残りを中央に置いて山札にします。

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各プレイヤーは自分のメニューカードをみて、今回の料理を確認します。

最初に配られたぐざいカードの中に、メニューの材料があればラッキー。そのカードはキッチンカウンターカードの上に裏向きにして置きます。

スタートプレイヤーを決めたら準備完了です。

レシピのルールとゲームの流れ

料理に必要な具材を集めてメニューをいち早く完成させることが目的です。

ゲームは時計回りに進行し、手番では「カードを捨てる」「カードを補充する」の順にアクションを実行します。

f:id:bg4kids:20200630064428j:plainまず、手札のなかから要らないカードを1枚選び、山札の隣(シンク)に捨てていきます。

次に、山札の一番上からカードを1枚めくります。
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めくったカードが自分のメニューに必要ない具材だったらハズレ。手札に加えます。

一方で、メニューに必要なカードだったら当たり。カードを自分のキッチンカウンターカードの上におきます。

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他のプレイヤーの手番が終わったときに、捨てられていたカードが必要なカードだったらチャンス。

「レシピ!」と宣言して、そのカードをもらい、手札からカードを1枚捨てます。麻雀のポンチーのように順番が割り込まれ、次の順番はそのプレイヤーの左のプレイヤーになります。

勝敗

ぐざいカードが5枚そろったら「ごはんですよ」と残り1枚を宣言します。
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6枚全部そろったら、「できあがり」と宣言してゲーム終了です。

自分のキッチンカウンターにあるカードを公開し、そろっていることを確認したら勝者の確定です。

ままごと感覚で料理づくりに夢中

必要な具材がでるどうかは運次第。「出るかな出るかな」「餃子のかわ出て!」と、基本はカードの引きが頼りです。

ぐざいカードには、玉ねぎやニンジンのように、複数の料理に使われているものと、カレールーのように特定の料理にしか使われないものがあります。

しかしながら、各メニューに応じた数だけ用意されているため、カードの奪い合いになることはありません。

相手のメニューが分かれば手札にキープして意地悪することも一応可能ですが、カードを捨ててることから手番がはじまるので、自分がラスト1枚になる頃には妨害もできなくなります。

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戦略性などは皆無の子供向けゲーム。大人にとっては「何が面白いんだろう」というシステムですが、食材を集めて料理を作るテーマが子供にとって料理をしている感覚で楽しいんですよね。

ゲームを通じていろいろな料理の「ぐざい」を知ることができるのもいいところです。

今回は「定番レシピ」でしたが、「和食レシピ」「スイーツレシピ」「沖縄料理レシピ」など、いろいろなバリエーションが出ていて、ついついそろえたくなります。ままごと遊びの延長で子供たちが楽しめるカードゲームです。

項目 公式表記 コメント
年齢 4歳以上 3歳くらいから
時間 15分
人数 2-4人
日本語化 不要 日本語版
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★★ 小さい子にも簡単
大人も楽しい ☆☆☆☆☆ 子供向け
2人でも楽しい ★★★★☆ 2人でも楽しい
総合評価 ★★★★☆ ままごと感覚で楽しめるキッズゲーム