本日のボードゲームは、スピードと記憶力が試されるライトなカードゲーム「うんちしたのだあれ?(Who did it?)」です。
うんちをしたペットはだれだ?なすりつけろ!
ゲームのテーマと目的
部屋の真ん中に大きなうんちが!一体だれがしたんでしょう?
黙っていると、あなたのペットのせいにされてしまいます。飼い主として自分のペットの無罪を主張しましょう。
疑いをはらすには、他のペットのせいにするしかありません。なすりつけに失敗すると、うんちを引き取る羽目になってしまいます。
「うんちしたのだあれ?(Who did it?)」は、カードを出しながら、他のペットに責任をなすりつけていくカードゲームです。
内容物
箱のフタはマグネットになっていて、横から開くボードゲームでは珍しいケース。とても開けやすいです。
中にはチップとカードが入っています。
ペナルティチップであるうんちップは13枚入っています。
ペットカードは、ウサギ、ハムスター、ネコ、オウム、金魚、カメの6種6色の36枚。かわいらしいイラストのカードは絵柄のみで、数字などはありません。
準備
プレイヤーはひとつ色を選び、その色のペットカード6枚を各自もてば準備完了です。
一番若い人がスタートプレイヤーです。
「うんちしたのだあれ?」のルールとゲームの流れ
他のペットのせいにしつつ、手札から自分のペットカードを出していき、手札を出しきる勝ち抜けゲームです。
スタートプレイヤーは自分の手札からぺットカードを1枚場に出します。カードを出す際は、疑いをはらすため他のペットを宣言します。
「ここでうんちをしたのは、わたしのネコじゃないよ、だれかのハムスターだよ」
ここでハムスターのカードを持っている人は、うんちの疑惑をかけられたことに。ハムスターをもっている人が今度はカードを出すことになります。カードを出すのは早いもの勝ちです。
「うんちをしたのは僕のハムスターじゃないよ、だれかのハムスターだよ」
こうして、次々と他のペットのせいにしていきます。なお、出したペットと同じ種類のペットを宣言することもできますが、自分で2回連続出すことはできません。。
そして、「だれかのネコ」と言ったのに、他のプレイヤーが誰もネコカードをもっていないなど、なすりつけに失敗したらアウト。うんちの犯人ということで、うんちップを1枚受け取ります。
うんちップを受け取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなり、カードを持ち直して次のラウンドをスタートします。
ゲームの終了と勝敗
誰かがうんちップを3枚受け取ってしまったら、そのラウンドでゲーム終了です。
うんちップの数を比べ、一番少ないプレイヤーの勝ちです。
スピードに気をとられていると、記憶力がおろそかに。
カードを出し切るのが目的なので、最初はとにかくカードを早くだすスピード勝負。しかし、しばらくすると「どのペットになすりつければいいか」だんだん分からなくなってきます。
誰かがミスればラウンド終了なので、カードを出し切るよりも「ミスをしない」ことが大事。あまり慌てて出さずに、落ち着いてどのカードが出されていくのか、見極めていくのも戦略です。
ゲームスタート直後は、われ先にとカードが出てスピーディにゲームが展開していきます。ただ、ひとりが連続してカードを出すことはできないので、思ったほど差はつきません。
こうしてみんなの手札が1、2枚になってくると、流れが一気に停滞。うかつに出して宣言に失敗してしまうリスクがあるので、「う~ん」と、みんな躊躇しだします。この緩急がなかなか面白いです。
ちなみに、米国バージョンは、ケース自体がうんちの形でインパクト大。このケースにはかなり魅かれましたが、お値段で断念しました。
シンプルなルールで記憶力とスピードのバランスが絶妙。「うんち」がテーマということで子供受けは抜群。だけど子供だけではなく大人も楽しめ、年齢を問わず気楽に遊べるパーティゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 6歳以上 | |
時間 | 15分 | |
人数 | 3-6人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ☆☆☆☆☆ | 3人から |
総合評価 | ★★★★☆ | 子供はつかみでOK大人も楽しめる |
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