私がボードゲームを購入するときは、海外Amazonを含めて安値を調べながら購入することが多いです。
買い物の際は、先日紹介したTakewari.comで安そうなところに当たりをつけます。そして候補になる商品をとりあえずカートにガンガン入れていきます。
次に、カートに入った商品から、本当にお値打ちなもの、今欲しいものの組み合わせになるようにカートの中身を出し入れして吟味していきます。
買う商品が確定したら、最後に注文完了の直前の画面まで進み、送料や税金も含んだトータルの価格を確認しています。
さて、本日は、価格の評価のために使っているプライストラッカーと呼ばれる無料ツールのお話です。
- プライストラッカーを使って底値で買い物をしよう
- 代表的なAmazonプライストラッカー(Keepa.com, CamelCamelCamel.com)
- ブラウザアドオン(Keepa, Camelizer)が断然便利
- Keepa vs Camelizer どちらを使うべき?
- まとめ(プライストラッカーの利用場面)
プライストラッカーを使って底値で買い物をしよう
Amazon.co.jpでは、家電など競争の激しい分野では価格の変更が頻繁ですね。
事情は海外アマゾンでも同じ。モノによっては価格変動が激しく、下手すれば1日に何度も価格が変動していきます。
毎日値下がりする商品をみて、底値で買おうと待ち構えていると、急に値上がりして買えなくなるチキンレースのような事態も。
以前は価格を毎日チェックしながら、エクセルのシートに過去の最安値をメモして、高値づかみをしないように確認をしていました。
そして、「よ~し、最安値に近い商品が3つもあった。今だ!」というようにして、買うタイミングを決めるわけです。
ここで、プライストラッカーの登場です。
プライストラッカーは、過去の価格推移を自動で記録してくれて、これまでの最安値が一目瞭然でわかる便利なサイトです。
日本のAmazonでも使え、しかも無料。これは利用するしかありません。
例えば下記は、シャープの19Vの液晶テレビ。この商品の価格推移をみると、最安値と最高値の差がなんと1万円以上!
代表的なAmazonプライストラッカー(Keepa.com, CamelCamelCamel.com)
プライストラッカーは、日本も含めた世界Amazonにある大量の商品の毎日の価格情報を収集、蓄積してデータベース化しています。
Amazonは世界共通のインターフェイスかつ、商品を特定するASINコードがあるから、こんなことができるんでしょうね。
そして、ユーザーの必要に応じて価格の推移グラフを表示してくれたり、また指定すれば、希望価格を下回るとメールやTwitterで通知してくれるわけです。
価格表示のグラフは、価格.comの最安値グラフをイメージすればいいと思います。このAmazon版ですね。
価格.comの場合、最安値は知らない業者で現実的に買えなかったりするのですが、Amazon直販のグラフなら購入できる現実的な価格です。、
このプライストラッカーの代表的なサイトが、Keepa.comとCamelCamelCamel.comです。
それぞれ表示は異なりますが、使い方は簡単です。
ウェブサイトにアクセスして、右上の部分に国を選ぶボタンがありますので、利用したいAmazonを、例えばAmazon.co.jpのように選択します。
そして、検索ボックスに、実際のAmazonで見ているページからアドレスをコピペするか、商品名を検索の要領で入力すると、当該商品の過去からの価格推移グラフが表示されます。
グラフはAmazonからの販売と、3rd party(他の業者)別に表示され、切り替えも可能。
指定した価格を下回ったら通知するなどの機能もあります。
Keepa.com
CamelCamelCamel.com
ブラウザアドオン(Keepa, Camelizer)が断然便利
プライストラッカーを継続して利用するなら、ウェブブラウザのアドオンとして活用するのが断然便利です。
Keepa、Camelizerという名前で、それぞれFIREFOXとCHROMEのアドオンが出ています。
もちろん利用は無理です。
Keepa vs Camelizer どちらを使うべき?
Keepa も Camelizerも、お互いに切磋琢磨して機能をブラッシュアップしていった結果、現状では機能差異はほとんどなくなってしまいました。
なので、操作性や表示が気に入った方を使えばよいと思います。
ちなみに私はCamelizer派。理由は、全商品を価格チェックしたいわけではないので、必要に応じてクリックして表示する方が、自分の利用方法に合っているからです。
Keepaの良いところ
- 商品ページに価格推移が埋め込まれ、何も考えなくても表示される点
- サイトが日本語表示に対応している
- 売れ筋ランキングの推移が表示できる
Camelizerの良いところ
- 推移が必要なときにポップアップで出てくる
- Keepaよりも価格推移の表示が軽快
- 当該商品だけではなく、ページに表示されている関連商品の情報へ飛ぶことができる
まとめ(プライストラッカーの利用場面)
プライストラッカーの便利さを実感するには、実際に使ってみるのが近道ですが、具体的にはこんな場面で役立ちます。
欲しい商品を指値で購入
不定期で安くなる商品などは、あらかじめ「いくらなら買う」という値段を指定しておき、メールなどで通知させるように設定します。
これで、安くなったタイミングを逃すことなく購入ができます。
タイムセールのチェック
Amazonのタイムセールは数量と時間が限定されています。
「今限定でお得」「注文しないと売り切れる」ということで、ついつい焦ってしまいますが、本当に安いのでしょうか。
過去の価格を見てみると、セール価格が安いのかちゃんと評価ができますね。
また、セール予定の商品をチェックすれば、タイムセールに入る前に、目標価格の算段ができます。
いつも買う商品の値段を確認
私は洗剤などの日用品をAmazonで買ったりするケースもあるのですが、リピートしている商品も、価格をチェックしてみると・・・・。
「いつの間にか値段あがってるじゃん!」という場合がよくあります。
リピートだからといって前と同じ価格とは限りません。
最初は安いと思って買っていても、値上がりしていないか注文前にチェックするのも大事です。
売れ筋商品が本当に安いか確認
Amazonのベストセラーランキングをみて、「売れている商品なら安心だし安いだろう」ということで購入に踏み切る人は、私も含め多いと思います。
しかし、過去売れてたからといって、今安いとは限りません。
実際、売れ筋商品を、Amazonが在庫切れになるタイミングを狙って高値で販売し、売れ筋だということで価格をみないで買う盲目的な消費者をカモにする業者も。
そんな価格の動きも、グラフを見れば一目瞭然です。
一度使ってみると、なしではAmazonが使えなくなるくらい便利なプライストラッカー。本当におすすめです。
個人的には、セール時期になるとコッソリ値上がりする商品が多い、楽天市場にも誰か作ってくれないかなぁ。