ネットショッピングをの際に、商品レビューはどれくらい参考にしているでしょうか?
新製品でもないのにレビューがない商品は慎重に判断するなど、私は結構参考にしています。
ただ最近は自作自演レビューや、プレゼントでの件数稼ぎ企業も多いので、評価の内容まで読まないと難しくなってきました。
商品レビューの有効性はいかに実際に購入した人が生の声を反映することにかかっています。選挙と同じく、自分ひとりが参加しなくても影響はないのですが、その集合体が全体の効果になります。なので、暇があったときには、よかった商品やお店を応援する目的で自発的にレビューを書くようにしています。
突然のレビュー拒否とプロフィール削除
コロナで出かけられないGWは余裕があったこともあり、いつものようにAmazonの購入した商品のレビューをいくつか投稿したのですが・・・・。
なんと、ほとんどのレビュー掲載を拒否されてしまいました。
「コミュニティガイドラインに抵触?」自分で見る限り、おかしなことはやっている覚えはありません。
何が問題なのか修正してリトライしようにも、再投稿する権限も剥奪されています。
上記が拒否(最終的には復活)されたレビューですが、「この内容でどうして拒否されるんだろう」「せっかく書いたのに…」という内容。
レビューはただのボランティア。別に何かほしいわけでもランキング上位を目指しているわけでもありません。
拒否された経緯を問い合わせをするのにもそれな「にエネルギーがかかるので「徒労に終わったけど、まぁいいか。Amazonで書くのはやめよう」と放置することにしました。
しかし、その2日後。Amazonから新たなメールが到着。
今度は公開プロフィールが削除されてしまいました。
ちなみに、私が削除された公開プロフィールの情報は以下のとおり(誤字を修正したときにブラウザが開いたままになっていてスクショがとれました)。
見てわかるとおり、何か問題になるようなことは一切書いていません。
もしかしたら、悪意ある第三者から通報などされたのかもしれません。
理不尽な扱いには主張しよう
公開プロフィールなんて誰も見てないだろうし、削除されたところで正直実害はありません。しかし、理由もわからないまま放置しておくと、次のメールはアカウント削除などにエスカレートするかもしれません。
そこで重たい腰をおこし、Amazonのカスタマーサービスにプロフィールが削除されレビューが拒否された理由を問い合わせることにしました。
そしてAmazonからメールが到着。
あの・・・プロフィール削除とレビュー拒否の措置の理由を質問しているんですが…。
キーワードからボットで答えをだしたような機械的なメール回答。これだからサポートセンターへの問い合わせは面倒でやりたくないんだよな・・・。
その後、趣旨から何度も説明してやりとりをした結果、
無事に拒否されたレビューの復活をすることができました。
レビュー掲載が拒否された理由は、先方曰く「レビュー画像に透かしが入っていたこと」。これまでもOKだったし、何なら復活したレビュー画像にもまだ入っています。
正直釈然としませんが、さらにしつこく問い合わせていても得られるものはありません。むしろ今度はクレーマー認定される可能性もあります。
実害もないので、今回はここで引きさがることにしました。
巨大企業にとって蟻である個人はどうすればよいか
「悪貨は良貨を駆逐する」の言葉もありますが、Amazonでは中国メーカーはじめ組織的な不正レビューの対応に追われています。
物量で押し寄せてくる不正レビューに対抗するにはある程度機械的な対応が必要です。これにより善良な顧客が多少犠牲になってもそれは単なる「必要悪」。今回はその犠牲者になった感じでしょうか。
大企業と個人とは巨象と蟻の関係でしかなく余りに無力ですが、不公正な扱いには小さくとも声をあげないと、無惨にふみつぶされてしまうんだなと改めて実感しました。
今回は私自身のAmazon依存度と、その危うさを考え直す良い機会ともなりました。巨大企業に誠実な対応を要求する武器が個人にはないなか、自衛策としては切り捨てられても大丈夫なよう利用サービスの分散も大事だなと思いました。