親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

人気の探しっこ絵本のカードゲーム「ミッケ!もっているのはだれ?(I SPY Go Fish )」

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最近うちの下の子が夢中になっている絵本は、「ミッケ!」シリーズ。

ミッケ!は、アメリカの写真家ウォルター・ウィック氏の写真のなかに隠されたものを探す「アイテム探し」のベストセラー絵本。糸井重里さんが翻訳していることでも有名です。

まるで箱庭のようなワクワクする世界観の立体的な写真の中にところせましと並んだ小物の数々から、目的のものを探していきます。

すぐに見つかることもあれば、目を皿にして探しても見つからないときも。子供を手伝っているつもりが、いつの間にか大人も夢中になってしまいます。

今回ははそんなミッケ!のカードゲーム「ミッケ!もっているのはだれ?(I SPY Go Fish )」です。

ペアを探そう

ゲームの概要と目的

配られたカードにはミッケ!のアイテムがひとつずつ。ペアになるカードがどこかにあるよ。

みんなに質問しながら、カードのペアをたくさん集めていきましょう。

内容物

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キャラメル箱型のケースを開けると、大ぶりなカードが48枚入っています。カードの絵柄はミッケ!の絵本からそのまま切り取ってきたような感じです。

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カードの中央にはアイテムが配置されていて、それぞれ2種類ずつ存在します。48枚だから全部で24セットのペアがあるわけですね。

準備

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カードをシャッフルし、手札として7枚ずつ配ります。残りは中央に山札として準備完了です。

配られたカードを見て、すでにペアができていたらラッキー。ペアを表にして自分の前に出します。

「ミッケ!もっているのはだれ?(I SPY Go Fish )のルールとゲームの流れ

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他のプレイヤーに質問しながら手札とペアになるカードをたくさん集めることが目的です。

ゲームは時計回りに順番に進行し、手番がきたら、好きなプレイヤーに「カエルのカードもってる?」と、手札とペアになるカードをもっているかどうか質問します。

質問された人はもしそのカードをもっていたら差し出します。

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もらったカードと手札とのペアは、獲得したカードとして自分の前におきます。

質問のカードを持っていなかったら、「もってないよ」と答えます。手番のプレイヤーは山札からカードを1枚とって手札に入れて手番終了です。

ちなみに原題の"Go Fish"は、この「カードもってないよ」の意味です。

勝敗

山札が全部なくなったらゲーム終了です。

獲得したカード枚数を比べて一番多いプレイヤーの勝ちです。

なお、ゲーム途中で手札がなくなってしまったら、山札から1枚めくって手札を追加します。


誰がペアの相手カードをもっているかな?考えどころがプラスされたババ抜き。

カードをもらってペアを揃えていくので、プレイ感はトランプのババ抜きのようです。

ただ、ババ抜きと違うのは、誰からカードをもらうのかを自ら決めるところ。この点で運任せのババ抜きと違い考え所がでてきます。

「さっき『ピエロもってない?』と聞いていたからあそこにピエロがあるはず」と、マッチングに失敗した他のプレイヤーの発言を覚えておくことで、ペアを成功させることができるわけですね。

たくさん手札をもっているプレイヤー、他の質問をあんまり受けてないプレイヤーなど、質問する相手次第で当たりを引く確率も変わります。
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「ミッケ!」のタイトルはついているものの、シリーズの肝であるアイテム探し要素はなし。デザインだけ流用したイロモノと思っていましたが、いざ遊んでみると子供の食いつきもよく意外とあなどれません。

もっている相手を指定するところで探しっこ感がでるところと「これもってる?」というコミュニケーションがいい感じです。

子供には、「ちょっぴり考えるババ抜き」として、運任せのゲームから一歩進むのによいカードゲームだと思います。

項目 公式表記 コメント
年齢 5歳以上 4歳くらいから
時間 15分
人数 2-4人
日本語化 不要 説明書のみ
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★★ 小さい子でも簡単
大人も楽しい ★☆☆☆☆ 子供向け
2人でも楽しい ★★☆☆☆ 3人以上がおすすめ
総合評価 ★★★☆☆ 考え所がプラスされたババ抜き

ミッケ!もっているのは だれ?

ミッケ!もっているのは だれ?

  • メディア: おもちゃ&ホビー