フランスのギガミック社のパズルゲーム「カタミノ(KATAMINO)\。四角が5つ組み合わさったいわゆるペントミノと呼ばれる12個のピースをはめていくゲームです。
ドミノ倒しで有名なドミノ(DOMINO)は正方形2つの組み合わせ。正方形を複数組み合わせた形は~OMINOと呼ばれます。四角5つでPENTOMINO(5-OMINO)というわけです。
フランス語は知らないのでわかりませんが、タイトルのKATA-MINOも何か言葉の組み合わせなんでしょうね。
ペントミノを隙間なく並べよう
内容物
長方形の箱を開けると木製の台と、セパレータ、パズルピースが入っています。
メインに使うのは、立方体が5つ組み合わさったペントミノピースで12個。
さらにnサポート用の小さなピースとして赤と茶色の8個があります。
カタミノのルールとゲームの流れ
ルールブックには500問のお題が記載されいろいろな遊び方がありますが、一番てっとり早い遊び方はペントミノを枠の中にすき間なく埋めるルールです。
まずセパレータを3から12までの数字のいずれかの位置に設定します。数字は使うペントミノの数。数が増えるほど難易度が高くなります。
フィールドができたら、好きなペントミノを使って埋めていきます。全部すき間なく埋まったら完成です。
小さな子向けには小さいなピースを使って
小さな子にとっては、3個のペントミノを埋めるのも難しいもの。「3歳ではとても遊べない!」というところで登場するのが補助の小さいピース。
小さなピースを使えば、隙間に埋めて完成させることができます。
赤色の立方体パーツ5個を使えば、ゲームはVERY EASY。茶色のパーツは2個の組み合わせがあるので赤よりは難易度が上がるEASYモードになります。
2人対戦ルール
真ん中に仕切りを置けば、6x5のフィールドが2つできます。
2人対戦では、このフィールドをひとつずつ担当し、交互にペントミノを1つずつとって自分のフィールドを埋めていきます。
先に置けなくなった方が負け。ピースの取り合いなので、自分のフィールドを全部埋めることよりも、相手に有利なペントミノを先に奪う戦略が中心となります。
子供から大人まで末永く遊べるパズルゲーム
ペントミノパズルは割と昔からでていて、あの有名なパズルゲーム「テトリス」の着想元にもなったとか。
様々な形のペントミノを使えば、3列から12列まで必ずペントミノピースが隙間なく埋まります。文系の私には仕組みはわかりませんが、きれいに埋まるのはなんだか不思議です。
3つ、4つならいとも簡単。だんだん増やしていき、12ピースとなるとなかなか埋まらない!
うまくひらめかないと「本当に解けるの?」と思えるくらい詰まってしまうことも。実は解答パターンは無数にあるようなんですけど、そうは思えない難易度です。
枠を埋めるだけではなく、いろいろな形を作ってみたり、積み木のようにして遊んだりもできます。
小さい子の知育から大人のチャレンジまで幅広く楽しめ、温かみがある木製のコンポーネントは質感も十分。プレゼントによさそうなパズルゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 3歳以上 | ペントミノだけを使うなら8歳くらいから |
時間 | 10分 | |
人数 | 1-2人 | 基本は1人用 |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 対戦も楽しい |
総合評価 | ★★★★☆ | 知育玩具としても |
ギガミック (Gigamic) カタミノ (KATAMINO) [正規輸入品] パズルゲーム
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: おもちゃ&ホビー