幼児向けのメモリーゲーム「イチゴリラ」です。
うちのチビが2歳の頃、上の子が遊ぶボードゲームがやりたくてしかたがない。でも遊べるゲームはなかなかない。そんなときボードゲームショップで「2歳でも遊べるボードゲームってありますか?」と、ちょっと無理難題な質問をして「これなら工夫すればできますよ」と勧められたのが、このイチゴリラでした。
仲間を全員集められるかな?
テーマと目的
ゴリラの兄弟が見つからない!どこに隠れているか探してみましょう。いとこの「ごくう」など、似ているのものと間違わないように兄弟を全員見つけることができるでしょうか。
内容物
CDケースの半分以下のとてもコンパクトなケースには、タイルが33枚入っています。
タイルは子供受けしそうな優しいイラスト。イチゴが1つ、ニンジンが2つ、サンタクロースが3つ、ヨットが4つ、ゴリラが5つ。それぞれ名前に対応した枚数があり、タイル右上にも数字が描かれています。
また、イチョウ、ダイコン、どろぼう、じょうぎ、ごくうと、メインタイルに対応したまぎらわしいタイルが入っています。
おばけタイル、にじタイルは上級ルールで使用します。
準備
裏向きにしてタイルを重ならないように並べたら準備完了です。最初にめくるのは、「一番最近ゴリラを見た人」です。
イチゴリラのルールとゲームの流れ
神経衰弱の要領で、順番に裏向きのタイルをめくって同じイラストをそろえていきます。
ただし、ペアをそろえるのでなくタイルにある数字の枚数分そろえます。なので、ニンジンなら2枚でOK。ゴリラなら5枚揃えなければいけません。
同じイラストが全部そろえったら得点としてタイルをもらいます。一方で、めくる途中で違うイラストのタイルがでたらアウト。手番終了です。
なお、揃えるのに成功しても手番は終了し、神経衰弱のように連続してめくることはできません。
イチゴなら1枚で得点ですね。
勝敗
タイルが全部なくなればゲーム終了です。
タイルの枚数を数えて、一番たくさんタイルを集めた人の勝ちです。
4枚、5枚と記憶できるかな?
複数の枚数を覚えないと高得点はとれませんが、これがなかなかしんどい!
絵柄と位置を何となくでしか覚えていないから、似ているカードにひっかかってしまいます。
特に「ヨットとじょうぎ」「ゴリラとごくう」は本当に紛らわしい。「ゴリラをそろえて一気に5点」と思ったら、「ごくう」が混ざっていて失敗という感じです。
メモリーゲームは子供の得意分野なので、お大人と子供で遊んでも真剣勝負。子供向けといってもあなどるなかれ。大人が遊んでも結構白熱します。
小さい子にとっては数の概念が学べます。コンパクトで持ち運びもでき、ファミリーで小さい子を混じえて遊ぶときにおすすめのゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 3歳以上 | タイルを減らせば2歳でも |
時間 | 10分 | |
人数 | 2-6人 | |
日本語化 | 不要 | 日本語版 |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★☆☆ | 子供向けだけど大人も楽しめる |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | 2人でも |
総合評価 | ★★★★☆☆ | 幼児と一緒に楽しく遊べる |