最近は子供たちが何かと忙しく、ボードゲームを遊ぶにしても短時間で遊べるものばかりになっていますが、そんなお手軽に遊べるカードゲームのひとつ「クライネフィッシュ(Kleine Fische)」です。
アートワークを変えた「Duck Duck Bruce」という名前でも知られています。
競争をしてたくさんの魚を釣ろう!
テーマと目的
みんなで魚釣りをして、どれだけ魚が釣れたか競争しましょう。
同じ種類の魚は互いに協力するから注意。タコも邪魔をしてきます。できるだけ大きな魚をたくさんの種類集めた人が優勝です。
内容物
小箱の中にはカードが66枚とダイスが1個。
カードには10種類の魚カードとタコカードが6枚ずつ入っています。
各魚カードには大きさによって得点が1点~4点に分かれています。
準備
カードをシャッフルして山札にすれば準備完了。一番若い人がスタートプレイヤーです。
クライネフィッシュ(Kleine Fische)のルールとゲームの流れ
たくさんの種類の魚カードを集めて高得点を目指します。
手番では山札からカードを1枚ずつめくります。何枚でもめくってよく、好きな時にストップして出たカードを獲得します。
ただし同じ種類の魚が2枚でるとアウト。カードをめくるのは終了となり、2枚のカードの間にあるカードはもらえません。
タコのカードがでたら全ての魚を取り逃すことになりカードを受け取れません。そのかわりにダイスを振って出た目の数だけ任意のプレイヤーからカードを奪うことができます。
勝敗
山札が全部なくなったらゲーム終了です。
獲得した魚カードのうち、それぞれの種類で一番大きい(得点が高い)魚が得点となり残りはリリースです。得点を合計して一番高得点のプレイヤーが勝者です。
リスクを冒して
たくさんめくりすぎるとダブってアウトになるなか、手堅くすぐ受け取るかリスクをおかしてたくさんめくるかはプレイヤー次第です。
子供にとっては欲張りすぎると損をするリスクとリターンを学べるゲーム。アウトになっても獲得したカードを全部失うのではないのは優しい仕組みです。
タコのカードでライバルからカードを奪える仕組みが逆転要素にもなっていい味付け。各色1枚しかない4点の大きな魚カードが獲得できると盛り上がります。
チキンレースが子供と一緒に楽しめる、なかなかよくできたカードゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
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年齢 | 7歳以上 | |
時間 | 20分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ★☆☆☆☆ | 比較的子供向け |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 3人以上がいいかも |
総合評価 | ★★★★☆ | 子供と楽しむチキンレースゲーム |