このGWによく遊んでいる「野菜不足な現代人のためのボードゲーム」というキャッチフレーズの、野菜の成分でバトルをする「サラダマスター(SALAD MASTER)」です。
野菜の栄養素でカードバトルだ!
ゲームの概要と目的
サラダマスターは、お題にマッチした成分をもつ野菜カードを手札から出して勝負するゲームです。
出す野菜カードの栄養素が勝敗を左右するパラメータ。ただし、自分の手札は名前しか分からないたどんな栄養をもった野菜なのかイメージすることが大事です。
内容物
内容物は以下のとおり。カードスタンドがついているところが特徴的です。
- 野菜カード 60枚
- お題カード 12枚
- カードスタンド 12個
野菜カードは片面が野菜の名称、もう片面にはその野菜の100gあたりのカロリー、タンパク質、炭水化物、食物繊維が記載されています。
準備
野菜カードをシャッフルして各プレイヤーに手札として3枚ずつ配ります。カードスタンドを3つ受け取って野菜カードを立てます。このとき自分からはウラ面(名称のみ書いてある面)しか見れないようにしてください。
残りの野菜カードは2等分して山札にしてテーブルに置きます。
お題カードはシャッフルしてお題の山札とし、上から3枚とって公開し場札とすれば準備完了です。
最初の親であるスタートプレイヤーは、場に出ているカードの野菜を最近食べた人です。
サラダマスターのルールとゲームの流れ
親が出すお題のカードバトルで勝利を重ねることが目的です。
ラウンドが開始したら、まず親が場札からお題カードを1枚選びます。
「カロリーが一番高い野菜」です。
次に、親から順に時計回りで手札からお題にマッチするカードを出していきます。
玄米、栗、トウモロコシが出ました。
全員が野菜カードを出したら勝敗判定です。野菜カードを表にむけ、最もお題と合致したカードを出した人がラウンドの勝者です。得点としてお題カードを受け取ります。
僅差で玄米の勝利です。
場にでた野菜カードは捨て札とし、野菜カードを親から順に補充。さらにお題カードを山札から補充してラウンド終了です。時計回りで次のプレイヤーに親を交代して次のラウンドとなります。
勝敗
最初にお題カードを3枚獲得した人が勝者です。
遊んで野菜に詳しくなれる
パラメータが高いカード集めたいところですが、お題には「食物繊維が一番低いもの」など、パラメータ小さいほど強い場合もあります。場のお題をにらみながら、勝てそうなカードを偏らないように集めていくことが肝要です。
勝負に負けるのが明らかなときは、いらないカードを出してカードの入れ替えをするのもいいかもしれません。ライバルの手札や場札の状況をみながら、最善手を考えていきます。
野菜・果物のカードは60種類。成分量は日本食品標準成分表をもとにした100gあたりの量。知っているつもりでも、意外に分かっていないんですよね。
「キヌア最強!さすがはスーパーフード」「タンパク質はやっぱ豆類だよね」」「トウガラシは食物繊維多いけど100gも食べれないよね。」と、知らなかった野菜のことで会話に花咲きます。
おまけでついていた野菜トリビアカードもなかなか面白い。野菜のことが身近に感じられるので、野菜嫌いの子供と遊ぶといいかもしれませんね。わが家では小学生の上の子が夢中。遊びながら野菜のことを学べてためにになるカードゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 8歳以上 | |
時間 | 15分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 日本語版 |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★☆ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | 2人でも楽しい |
総合評価 | ★★★★☆ | 楽しんで野菜のことが学べる |