幼児向け知育本での定番に、2つの絵を見比べて違うものを探す間違い探しがあります。この間違い探しをカードゲームにしたような「よくみてごらん!?(Schau_mal!)」です。
絵が変わったカードはどれ?よく見て探そう!
ゲームの概要
テーブルに出ているカードのなかで、目をつぶっているうちに少しだけ変わったカードが一枚あります。そのカードを当てましょう。
当てたら手持ちのカードを出すことができます。全部なくした人の勝ちです。
内容物
小箱の中に入っているのはカードのみ。それなりに数があると思いきや枚数は少な目の32枚。小さな子が扱っても折れ曲がらないよう、厚手のカートになっています。
カードには両面にイラストが描かれており、表と裏とでは、微妙に絵が異なっており、ここがこのゲームのポイントです。
準備
テーブルに5枚のカードをオープンにします。プレイヤーには下表の枚数のカードを配り、それぞれ自分の前に重ねれば準備完了です。一番小さい子がスタートプレイヤーとなり、最初に問題を出す親になります。
プレイ人数 | 枚数 |
---|---|
2~3人 | 6枚 |
4人 | 5枚 |
5~6人 | 4枚 |
「よくみてごらん!?(Schau_mal!)」のルールとゲームの流れ
まずはみんなで並んだカードのイラストを覚えましょう。みんなOKなら、次に親以外は目をつぶります。
みんなが目をつぶっている間に場のカードの中から親が1枚を選んで裏返します。終わったら親はみんなに目を開けてもらいます。
裏返したカードはイラストがちょっとだけ変わっているので、みんなはそのカードをさがします。
「はい、分かった!このカード!」と、早い者勝ちで手を挙げて回答していきます。ただし、回答はひとり1回だけ。親は正解の判定をします。
正解の人は、自分の山からカードを1枚とり、場に追加します。そして次の親となりゲームを続行していきます。
勝敗
一番最初にカードを全部出しきったプレイヤーの勝ちです。
カードが増えてくると、あなどれない難しさ。
サングラスの有り無しなど、すぐ見てわかるカードもありますが、位置がちょっぴり変化するだけなど、意外と難しいカードも。
ラウンドが進むにつれて場のカード枚数な増えてくるので、「あれ?この木にみかんあったっけ?」というように、間違い探しよりは記憶力が大事になってきます。
悩んでいてもしかたがない。お手付き覚悟で答えるのも戦略です。
さて、パッと見てどのカードが違うか分かりますでしょうか?
実際はそれぞれ見比べるのではなく、覚えて違いを見つけるので、カードが増えてくると幼児向けといえないくらい難しいです。
カードをペラっとめくると別の絵になるので、NHK番組「ピタゴラスイッチ」の「くねくね人」のようで、うちの子は「くねくね人の間違い探ししよう!」と言っています。
本での間違い探しは、一度遊んだら終わりですが、問題が動的に変化して何度も遊べるのはいいですね。また、子供にとっては「さて、どれでしょう?」と、自分が出題者になれるところも楽しいようです。
定番の間違い探しがカードゲームになって、小さい子を交えた家族で楽しめるファミリーゲームになっています。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 4歳以上 | 3歳でも遊べる |
時間 | 10分 | |
人数 | 2-6人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 幼児でも理解できる |
大人も楽しい | ★★☆☆☆ | 幼児向け |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 2人でも楽しめる |
総合評価 | ★★★★☆ | 子供に鉄板の間違い探しをカードゲームで |

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