農場のブタをモチーフにしたカードゲーム「キレイが嫌い(Dreksau)」です。
泥んこのブタはハッピー。
内容物
ブタカード
表面がキレイなブタ、裏面が泥んこのブタです。泥んこのほうがうれしそう。
アクションカード
プレイヤーの手札として使うカードです。
準備
ブタカードを各自3枚づつ配り、「キレイ」な状態にして自分の前に起きます。
アクションカードをシャッフルし、各自に3枚(2人プレイなら5枚、3人なら4枚)づつ配ります。残りは山札とし、スタートプレイヤーを決めたら開始です。
ゲームの流れ
順番に手札からアクションカードを使っていき、他のプレイヤーを妨害しつつ、自分のブタを全員「泥んこ」にすることが目的です。
3枚の手札から一枚だして、一枚補充するだけです。
アクションカードの種類
泥んこカード
基本のカードです。自分の手元のブタを一匹汚します。
攻撃カード
●雨カード
雨を降らせて、汚れた豚を(カードを使ったプレイヤーの豚も含め)キレイにしてしまいます。
ただし、納屋に入っている豚は大丈夫です。
●雷カード
任意のプレイヤーの納屋に雷を落として納屋を壊してしまいます。
ただし、避雷針がある納屋には使うことができません。
●洗うカード
農夫が任意のプレイヤーの豚を一匹洗ってきれいにします。
ただし、納屋がロックされた小屋に入った豚には使えません。
防御カード
防御カードは、守りたいブタカードの上に置きます。
●小屋カード
ブタを納屋に入れて、雨が降ってもキレイにならないようガードします。
●避雷針カード
納屋に避雷針をつけて雷から小屋を守ります。
●納屋ロックカード
納屋の入り口をふさいで農夫が入れないようにします。
勝敗
自分のブタを全部「泥んこ」にしたプレイヤーが勝利です。
攻撃か防御か、はたまた「泥んこ」か
小屋をつくって、避雷針をつけて、ドアをふさげば、誰にも邪魔されない完璧な防御体制をひくことができます。しかし、あんまり防御に徹していると、他のプレイヤーが「泥んこ」になってあがってしまうかも。
他のプレイヤーのブタカードの状態を横目にみながら、攻撃すべきか、防御を固めるか、それとも自分の豚を早く「泥んこ」にしてしまうかが、このゲームの考えどころです。
相手の攻撃カードが尽きるのを狙って、ひたすら「泥んこ」になるのに徹するのも戦略のひとつです。
同じブタつながりの「ぴっぐテン」と同様に、手札はたった3枚。そのため、かなり運に左右されます。
2人プレイだと、どうしても手札運ばかりになるので、あがりそうなプレイヤーに自然に攻撃がいき運の要素が調整される3人以上で遊ぶのがおすすめです。
攻撃は任意の相手にできるので、子ども相手に手加減がしやすいのもポイント。
深みはないですが、小さな子でも遊べてちょっぴり考える要素もある、プレイヤー同士の邪魔の仕合いが楽しいお手軽ゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 7歳以上 | 3歳くらいからできるかも |
時間 | 10分 | 5分くらいで終わるかも |
人数 | 2-4人 | 3人以上がおすすめ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さな子どもでも簡単 |
大人も楽しい | ★★☆☆☆ | シンプルで子ども・初心者向け |
2人でも楽しい | ★★☆☆☆ | 運で勝負が決まります |
総合評価 | ★★★☆☆ | サクッと遊べるゲーム |
Drecksau: Kartenspiel für 2-4 Spieler
- 作者: Frank Bebenroth
- 出版社/メーカー: Franckh-Kosmos
- 発売日: 2012/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る