親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

落ちものゲームをアナログで遊ぼう!落ちゲー風のボードゲーム「ドロップイット(drop it)」

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最近はめっきり見なくなくなった「落ちものゲーム(落ちゲー)」。アクションパズルのひとつで、上からどんどん落ちてくるパズルをはめるリアルタイムパズルゲームです。

ちょっと懐かしい落ち物ゲームがアナログゲームになった感じの、木製タイルを上から落としていくボードゲーム「ドロップイット(drop it))」です。ズムサタでも紹介されていました。

タイルを上手に落として得点を稼げ!「ドロップイット(drop it))」

ドロップイットの目的

ドロップイットは、様々な形をしたタイルを縦置きボードに落としていき、落ちた位置での得点を競うゲームです。

内容物

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大きめの箱を開けると、まずはプラスチック縦置きボードのパーツが目につきます。

青色をしているのが土台パーツ。これに透明のプラスチックのボードをはめて立体に組みます。

厚紙製の細長い長いボードはアウト判定用。シェイプ(形)とカラー(色)の2種類あり、どちらか好きなほうを選んでボードのサイドと底面に設置します。今回の紹介ではカラーの方を使います。

そして長方形のボードは、得点計算ボードです。

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プレイヤーカラーの4色に分かれた木製タイルが各色9枚あり、正方形、三角形、円形、平行四辺形の4つの種類です。

立方体の駒と、厚紙製のチップは得点計算ボードで使用します。

ゲームの準備

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まずは縦置きボードを組み立てます。

次にプレイヤーカラーを決めて、その色に応じたタイルとチップを配ります。得点計算ボードのスタート地点にプレイヤーカラーの立方体コマをおけば準備完了です。

スタートプレイヤーは「一番最近に誕生日がきた人」です。

ドロップイットのルールとゲームの流れ

順番に自分の色のタイルを1枚ずつ落としていき、アウトにならなければ得点を獲得できます。全員がタイルを落し終わった段階での得点を競います。

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手番では、手持ちからひとつタイルを選び、ボード上のスリットから落としていきます。タイルが着地して安定したら得点の判定です。

落とした位置がまずいとアウト!得点が獲得できません。アウトの条件は以下の2つです。

  • 落としたタイルが同じ色のタイルと接してしまう
  • 落としたタイルが同じ形のタイルと接してしまう

サイドや底面のボードに描かれた形や色に接してしまった場合も同様にアウトになります。

セーフの場合は、積みあがった高さに応じてサイドに記載されている得点を獲得します(複数ゾーンにまたがる場合は一番上の得点)

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赤の四角を落として1点を獲得しました。ちなみに落としたのが黄色い平行四辺形であれば、底面の黄色と接触しているのでアウトです。

高さによる得点に加えて、画像ではちょっとわかりにくいですが、ボードには大小3種類の丸いボーナスポイントがあります。タイルがポイントにちょっと重なると1~3点のボーナスを獲得します。

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赤の三角を落としボーナスゲット。
そのターンで獲得した分だけ得点計算ボードのコマを進め、次のプレイヤーに交代です。

ゲームの終了と勝敗

全てのプレイヤーがタイルを落とし終わればゲーム終了です。得点ボードで一番獲得得点が多いプレイヤーの勝利です。

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「どれから落とすか」の戦略が大事。でもタイルの予想外の動きに翻弄。

テレビゲームの落ち物パズルでは、どんどん出てくるパーツを「どの位置に」「どの向きで」「時間内に」落とすかです。

一方で、このドロップイットは、「どこに」「どの向きで」「どのパーツを」落とすのかがポイント。制限時間はない代わりに、9つのタイルのうちどのタイルから落としていくかの戦略が重要です。

序盤は獲得得点が低いので、まずは小さいパーツから様子見で。高い位置に積めそう、ボーナスを獲得できそうな場面では、満を辞して大きなタイルを登場させます。

「ここだ!」と、絶妙なポイントを狙うけれど、着地時にバウンドしてあらぬ方向へ飛んでいったり、下のタイルが崩壊したり。えてして予想外の結果になるんですよね…。

写真では伝えられませんが、とにかくタイルの動きがトリッキー。これがテレビゲームだと「不自然でしょ!」と文句を言いたくなるくらい、予想もつかない場所に着地します。

逆に、崩壊しそうな位置でも不自然に止まってファインプレイになることもあり、こちらはアナログだからこその嬉しさがあります。
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高い位置ほど高得点。終盤で逆転があるから最後まで目が離せません。同じ形のタイルを残していたり、プレイヤー同士で同じ形を持っていたりすると終盤にアウト確定で自滅することも。

プレイヤー同士でパーツがかぶると後出し側が不利なので駆け引きも大事。手詰まりにならないよう、落とすタイル順のマネジメントが勝利の秘訣です。

立体ボードと大ぶりパーツもあってお値段はちょっと高めですが、シンプルながら戦略性もあるシステムで、初心者からボードゲーム慣れした人まで幅広い層で楽しめます(受験生にはとても縁起が悪そうなゲームですが…)。トリッキーなタイルによる波乱の展開に、みんなで笑えるゲームです。

項目 公式表記 コメント
年齢 8歳以上 得点にこだわらなければ5歳くらいからでも
時間 20分
人数 2-4人
日本語化 不要 説明書のみ
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★★ 子供・初心者でも簡単
大人も楽しい ★★★★☆ 大人も子供も楽しい
2人でも楽しい ★★★★☆ 2人対決でも楽しめる
総合評価 ★★★★☆ 予想外のタイルの動きに一喜一憂

ドロップイット

ドロップイット

  • 発売日: 2020/07/22
  • メディア: おもちゃ&ホビー