
今回のボードゲームは、しりとり感覚の言葉遊びカードゲーム「ワードスナイパー(Word Sniper)」です。
ターゲットワードを見つけて素早く言おう!「ワードスナイパー」
ワードスナイパーの目的
ワードスナイパーは、お題にマッチする言葉を素早く思いつき、カードをとっていくカードゲームです。
内容物
小さな箱に入っているのはカードが50枚。

カードの片面にはお題。もう片方面には、「あ」「い」などの1~2文字のひらがなが書かれています。
お題はなかなかバリエーションに富んでいます。

準備
3つのゲームルールが標準で用意されていますが、今回はその中で一番シンプルなルールを紹介します。
準備はカードをシャッフルし、お題の面を上にして山札として置くだけです。

ワードスナイパーのルールとゲームの流れ
シンプルルールでは、ターゲットに該当する言葉を素早く宣言して、獲得するカードの得点を競います。
代表者が山札からカードを1枚めくって文字の面が出たら、ラウンドスタートです。
カードに表示されているひらがなで始まり、かつお題の内容に該当している言葉、がターゲットとである問題です。
言葉を思いついたら早いもの勝ちで宣言します。

上の例では、「飲み物」で「そ」が頭につく言葉というわけです。
「ソーダ」「そば湯」などが解答となりますね。
一方で、「ソース」のように飲み物とは言いがたい答えがでてくるかもしれません。微妙な答えがでてきたら、みんなで判定です。
「ソースは飲めないよ!アウト!」という感じで判定をしていきます。

カードには複数のひらがなが書かれていることも。その場合はどれかに該当すればよいです。上の問題は「きゃ、きゅ、きょ」で始まって「生きるために必要なもの」です。
「給料」だとOKかも。「キャンプ!」などが出てきたら判定タイムですね。
正解した人は、ひらがなが書かれた方のカードをもらいます。カードの右上には1〜5点の得点が記載されており、難しいひらがなほど得点が高いです。
新たなカードをめくって次のラウンドをスタート。なお、誰も答えられない場合にも、仕切り直しでカードをめくります。
勝敗
出題するカードがなくなればゲーム終了です。
(わが家では、サクッと遊ぶため5枚先取で終了にすることもあります)
獲得したカードの得点を計算し、一番得点が多いプレイヤーが勝利します。
省スペースでちょっとした間の暇つぶしに
言葉を思いつくのが目的のゲームなので、しりとりではないけれど遊んだ感覚はまさにしりとりです。
しりとり系のボードゲームといえば、ワードバスケットが有名です。
頭の文字とおしりの文字の両方に縛られるワードバスケットに比べると、ワードスナイパーは片方がジャンルになっています。選択肢が広いため、割と苦しまずに言葉がでてくるかもしれません。
お題に答えるタイプのゲームなので、みんなの珍回答の判定もワイワイ楽しめます。

「シン・ゴジラ!」「それ物語じゃないよね、シンデレラとかシンドバッドの冒険じゃない?アウト!」
大人と子供で遊ぶときは、語彙力でレベル差がでてしまうのはしりとりと同じです。多少の手加減はいるかな?
ワードスナイパーのいいところは、山札と場札の、カード2枚分しかスペースをとらないところ。出先でのひまつぶしにピッタリです。
先日、子供とコンサートホールに行ったときに時間つぶしに遊びました。待っている時間にしりとりで遊ぶように、省スペースで遊べる使い勝手が良いゲームです。
| 項目 | 公式表記 | コメント |
|---|---|---|
| 年齢 | 6歳以上 | 語彙力はあるが5歳くらいからできるかも |
| 時間 | 10-20分 | |
| 人数 | 2-6人 | |
| 日本語化 | 不要 | 日本語版 |
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| ルールの易しさ | ★★★★☆ | 子供でも簡単 |
| 大人も楽しい | ★★★★☆ | ファミリーで楽しめる |
| 2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 2人でもそこそこ楽しめる |
| 総合評価 | ★★★★☆ | 省スペースでひまつぶりにピッタリ |

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