新型コロナウイルスのリスクが続くなか、仕事でもプライベートでもオンラインミーティングやZOOM飲みが定着してきました。
ZOOMなどを使ったオンラインミーティングは、完全リアルタイムではないので音声遅延や表情変化の把握が難しいなどで、発言のタイミングがつかみにくいデメリットがあります。
よく起きてしまうのが「特定の人だけがしゃべっている」状態。対面でも起きる現象ですが、リモート会議ではさらに顕著になってきます。
「対面でもオンラインでも全く変わりないよ」と言う人はよくいますが、そんな人は一方的にしゃべっている側の人間であることが多いんですよね。その裏には一度も発言できずに終わる人がいるんですよね・・・。
不規則発言を不得意とするオンラインミーティングでは、あえて参加者に順番に話させるような工夫が必要です。
ただ、順番にすると今度は「いきなり振られても話すことがない」という話題の問題がでてきます。
本日紹介するボードゲーム(?)は、プライベートの場での話題作りのためのアイテム「ガムトーク」です。
ガムカードのテーマで会話に花を咲かせよう
内容物
ガムトークの名前のとおり、板ガムのようなパッケージ。ちょっとレトロ調なデザインの箱を開けると細長い話題カードが60枚入っています。
話題カードは、片面に1から6までの数字、反対面に6つのお題が書かれています。
ガムトークの使い方
ガムトークの使い方は簡単。
- 箱から適当なカードを箱から1枚引く
- 箱の中に残った一番上のカードの数字を見る
- 数字に該当したお題の話をする
上の場合、「クレジットカードの話」ですね。
クレジットカードって、何年かたつと新しい更新カードが送られてきますが、そのときに私はよくやらかしてしまうんですよね。
何をやらかすかって。届いた新しいカードを古いカードと取り違えてハサミを入れてしまうこと。
3度目にやらかしたところで、私にカード差し替えは無理と判断し、最後に家族に確認してもらうことにしました。
これで一安心だと思っていたら、先日「このカードは使えません。女性の名義ですよね。」となりました。今度は家族のカードに自分のサインをしてとり違いをしていたみたい。
その場は「男性に見えますけど本人です。サインは合ってるでしょ」で乗り切りました。
話にオチがなくても問題なし。ただ、決まりごとはひとつだけあります。それは話が終わったら「良い話や」とみんなで言ってあげること。
面白いことを言う大喜利が目的ではないので、できるだけハードルを下げましょうという趣旨です。
思わぬ話題に
話題カードには「趣味の話」「5年前の話」「最近買ったものの話」など定番の話題から、「反物質の話」「ゴミ分別の話」「お尻が割れた時の話」など変わったもののまで様々。
正直、何を話せばいいんだろうと困るテーマもありますが、話すことに迷ってしまうのもご愛嬌。どんな話でも「良い話や」となるから安心です。
イメージとしては、もう終わったTVの長寿番組「ごきげんよう」のサイコロトークのような感じですね。
「ガムトーク」60枚x6=360と、話題の種類がサイコロトークよりも圧倒的に多いのが異なる点。
「こんな話、機会がなければ話すことがなかった」「この人にこんなエピソードがあったんだ」と意外な発見があります。
Twitterで#ガムトークで探すと、いろいろな方が話題を提供していて、それもなかなか興味深いです。
15.歯の話 #ガムトーク #ガムノート #綴るボドゲ pic.twitter.com/Q3pXrckFvz
— やぎのの幸せな日常 (@Hai_yagi) 2021年3月25日
よく知らない相手との話題づくりや、いつものメンバーのマンネリ打破に。ポケットに忍ばせて活躍できるアイテムです。
項目 | 公式表記 | コメント |
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年齢 | 8歳以上 | |
時間 | 15分 | 時間はどれだけでも |
人数 | 2人〜 | |
日本語化 | 要 | 日本語版 |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★★ | 大人向け |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 2人でも使えます |
総合評価 | ★★★★☆ | 話題づくりにポケットに忍ばせよう |