本日のボードゲームは「ナインタイル(Nine Tiles)」。東大ナゾトキで有名な松丸亮吾さんも「勉強の合間の息抜きにおすすめ」として有名になった脳トレ要素もある早解きパズルゲームです。
それなりの期間ブログを続けていると、「記事にしたはずだ」と思って漏らしている定番ボードゲームがチラホラあります。本作もそんな外してしまっていた外せないボードゲームのひとつ。
最近のコロナ禍でのおうち遊びニーズもあってか、国産アナログゲームとしては驚異的な販売数10万個超えの快挙をなしとげました。prtimes.jp
9つのタイルをお題どおりにそろえよう
ゲームの概要と目的
お題と同じ並びになるように、9つのタイルをそろえていきましょう。
それぞれのタイルの表裏には異なる絵柄がついています。裏表の絵柄を考えタイルを裏返したり並べ替えたりして、一番に完成させることを競います。
内容物
オインクゲームズでおなじみのコンパクトな箱には、正方形のタイルと正方形のお題カードが入っています。
タイルは9枚セットが4人分の36枚。お題カードは30枚です。
準備
タイルの四隅には点が1〜4個ついていてこれがセットのマーク。同じ点がついている9枚セットをプレイヤーが受け取ります。
9枚のタイルは各自手元で3x3の形に適当に並べます。
カードを裏向きでテーブル中央に置き山札とすれば準備完了です。
山札をめくる人は最初は年長者、以後はラウンドの勝者が担当します。
ナインタイルのルールとゲームの流れ
カードで示されるお題どおりに自分のタイルを並べることが目的です。
山札がめくられてお題がオープンになったらゲームスタート。いっせいにお題カードの絵柄と同じ並びになるようにタイルを揃えていきます。
タイルを揃えるには、タイルの位置を交換するか、裏返して違う絵柄を出すか。
最終的にタイルの全体の向きがお題と違っていても問題ありません。
ラウンド終了と勝敗
パズルが完成したら、お題のカードの上に手を置いて完成を宣言しラウンドを終了します。
お題完成が確認できたら、完成したプレイヤーはカードを得点として獲得します。
ラウンドを繰り返し、4枚のカードを最初に獲得したプレイヤーが勝者です。
記憶と論理、ひらめきとチャレンジのバランスが大事。
簡単に揃うと思ったら、あと1、2枚くらいのところで上手くいかずやり直し。まるで迷路で行き止まりになった感覚です。
「このカードの裏はドーナツだったかな?」と裏表を記憶しつつロジカルにそろえていくか、トライアンドエラーで手当たり次第にそろえていくか。アプローチは様々です。
やみくもにやっていてもなかなか揃わない一方で、うんうん考えるだけでは進みません。最終的に勝つのは、素早く判断して行動できる思考と行動のバランスがとれた人です。なんだか世の中の摂理のよう。
行動派東大生の松丸さんがおすすめするものうなずけます。
目からうろこの凝った点は全くありませんが、シンプル&スピーディで、老若男女、初心者でもすぐに楽しめます。
コンパクトで持ち運びもしやすくスペースをとらないので、旅行時の電車遊びなどでも活用できそう。ちょっとした時間で誰でも楽しめる安定した魅力の対戦パズルです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 6歳以上 | |
時間 | 15分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 日本語版 |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★☆ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も子供も楽しめる |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | ガチンコ勝負 |
総合評価 | ★★★★☆ | 携帯性もよい対戦パズルの定番 |