本日のボードゲームは「すみっコぐらし おぼえて9(ナイン)」。
わが家の子供たちは「すみっコぐらし」が大好き。本作は「おぼえて9(ナイン)」という以前からあるメモリーゲームのすみっコぐらしキャラバージョンです。
9つのすみっコを覚えて当てよう
テーマと目的
おぼえて9(ナイン)は、3x3の9マスに配置されたキャラクターを覚え、指定の箇所のキャラを当てていくメモリーゲームです。
内容物
立方体状の箱の中に、正方形のカードが2種類100枚入っています。
–おぼえてカード73枚
–ナインカード27枚
ゲームボードとなるプレイシートは、ペラペラの紙でできています。
おぼえてカードには、すみっコぐらしでおなじみの10種類のすみっコが描かれています。
ナインカードは9つのマスのうちどこのキャラを探すのかを示すカード。9マスのなかに1〜5個の星が記されています。
準備
プレイシートの上に、3x3になるように「おぼえてカード」を配置し、残りを右下に裏向きで重ねて山札とします。
「ナインカード」はプレイシートの右上に裏向きで重ねておきます。
みんなで9つのキャラクターを十分眺めて覚えたら全部裏返し、ジャンケンでスタートプレイヤーを決めて準備完了です。
おぼえて9(ナイン)のルールとゲームの流れ
指定の位置にあるキャラクターを記憶をもとに当てるゲーム。正解によって獲得できるカードの枚数を競います。
手番では、ナインカードを1枚めくってオープンにします。星印がついた位置が今回キャラクターを見つける場所です。
ナインカードは回転させても構いません。自分が覚えている場所に星が当たるよう、積極的に回して使います。
当てるキャラが決まったら、「ふろしき、タピオカ、ペンギン」のように、そこにあるキャラクターを宣言しながら、カードをめくって正解かどうか確認していきます。
全部正解だったら当てたカードを得点として受け取ります。
カードが抜けた場所について、山札から新たな「おぼえてカード」をめくって補充し、みんなで覚えた後にまた裏返し、手番終了です。
ゲームの終了と勝敗
山から「おぼえてカード」「9カード」のいずれかがなくなり続行不能となったらゲーム終了です。
獲得したカード枚数で勝敗を競います。
ただし、「ペンギン(本物)」「とかげ(本物)」は、それぞれ1枚しかないレアカード。これらは1枚で2枚として計算します。
おぼえてナインというよりおぼえられナイン
星が1つのナインカードは、簡単だけど得点も低い。一方で星が多いカードは高得点のチャンスですが、難易度は高くなります。
メモリーゲームが苦手な私が対応できるのは、せいぜい星3つまで。4つや5つが登場すると即お手上げです。
このあたりナインカードをプレイヤーが選択できれば戦略性も高まったかもしれませんが、このゲームでは運次第。どんなお題をひけるかも勝敗に関わってきます。
めくり運を除けば、あとはひたすら記憶力勝負。すみっコ好きな子供には人気ですが、メモリーゲームが苦手な私にとっては、正直言って苦行です。
すみっコたちが似ているところも記憶の混乱に拍車をかけます。
おぼえて9自体、東大の脳研究者の論文から生まれた記憶ゲームとうたわれていて、記憶力や集中力の向上に役立つとのこと。
個人的には脳トレの印象が強く、ゲームとして楽しめるようもうひとひねりほしかったなと思いますが、メモリーゲーム好き、すみっコ好きには楽しめると思います。
項目 | 公式表記 | コメント |
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年齢 | 5歳以上 | |
時間 | 20分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 日本語版 |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★☆ | とても簡単 |
大人も楽しい | ★★☆☆☆ | どちらかといえば子供向け |
2人でも楽しい | ★★★★☆ | 2人でも楽しめる |
総合評価 | ★★☆☆☆ | 脳トレ色が強く個人的には今ひとつ |