オリンピックの開会式で話題となったピクトグラム。注目度があがったおかげかピクトグラムを目にする機会も増えました。
今回はこのピクトグラムを作って遊ぶボードゲーム「ピクテル(pictell)」です。
このピクトグラムは何を示しているかな?
ゲームの概要と目的
「ピクテル」は、お題となる物事をピクトグラムを作って当ててもらうゲームです。
内容物
ピクテルの一番の特徴は、重ねて使う半透明のピクトグラムカード。60枚入っています。
あとは、8面ダイスとホワイトボードマーカー、得点用のチップがあります。
準備
まずは、ピクトグラムを作る場をテーブルに準備します。下の色が濃色だとピクトグラムが見えにくいので、淡色のテーブルを使うか紙などを敷きましょう。
中央を囲むようにカードを並べ、チップとマーカーを手に取れる位置に置いて準備完了です。
お約束のスタートプレイヤーは一番最近非常口を利用した人です。
ピクテルのルールとゲームの流れ
出題者、作成者、回答者の役割に分かれてピクトグラムを出題し、正解で得られるポイントを競います。
スタートプレイヤーから時計回りで2人が出題者、作成者となり、残りが回答者です。
出題者は8面ダイスを振り、出た目のテーマのお題を考え、箱裏のボードにこっそり書いて作成者に見せます。
4が出たので「人物、キャラクター」の「一寸法師」をお題にしました。
作成者は、ピクトグラムカードを自由に重ねてピクトグラムを作ります。
回答者は、何を示しているか分かったら完成を待たず好きなタイミングで答えます。何回間違えても構いません。
当たったら、回答者、作成者、出題者がそれぞれ1ポイント獲得します。
お題が「運動会」なのに回答が「綱引き」になるなど、回答がズレるときも。
正解に辿り着かなかった場合には、出題者がお手伝いをすることができます。
お手伝いをして回答に成功した場合には、出題者は追加で1ポイント獲得します。
得点のチップを獲得したら、スタートプレイヤーを交代して次のラウンドです。
勝敗
5ポイント(4人以下の場合は6ポイント)先取したプレイヤーが勝者です。
みんなの発想で産まれるピクトグラムが楽しい傑作
「魔女」これはわかりやすいでしょうか?
「ワンピース」手を伸ばしているつもりが、相手にはなかなか伝わりません。
ピクトグラムの数は限られているので、適当にお題を出すのではなく、容易に作れるよう良い感じのお題を出せれば得点につながります。そのため出題者の役割はなかなか重要です。
ピクトグラムの種類がもっとあるといいと思っていましたが、拡張版もリリースされています。
とにかく色々なピクトグラムを作るのが楽しい!そしてみんなの発想で産まれたピクトグラムを見るのもまた楽しい!
得点が途中でどうでもよくなり、わが家では作ったオリジナルのピクトグラムの見せっこになってしまうことも。
日本発ですが海外版もリリースされグローバルな作品。長らく入手困難となっていましたが、今年にようやく再販。
盛り上がること間違いなし。ピクトグラムが脚光を浴びたオリンピックイヤーにピクトグラムで遊んではいかがでしょうか。
項目 | 公式表記 | コメント |
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年齢 | 6歳以上 | |
時間 | 15-30分 | |
人数 | 3-6人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★☆ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★★★★ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ☆☆☆☆☆ | 3人から |
総合評価 | ★★★★★ | 盛り上がること間違いなしのパーティゲーム |