「あなたは子どもに一体何やらせてるの!」と、妻に驚かれてしまったイスラエル発のラミィキューブ(RummiKub)。
一見して麻雀に似ているので、子どもと遊ぶには抵抗がありますが、世界大会まで開催されるじっくり思考系のゲームです。
途中までは麻雀だけど・・・。
内容物
1~13までの数字が描かれた麻雀パイのようなタイルが4色2セット。どの数字としても使えるワイルドカードのジョーカーが2枚、合計106枚のタイルが入っています。また、タイルを置いて相手から見えないようにするプラスチックの台も4人分入っています。
準備
タイルは裏返した状態で7枚づつ積んで、山札にしておきます。そこから各プレイヤーでタイルを14枚づつ取って手札にします。
ゲームの流れ
順番に手札からタイルを出していきます。順番なのに出せない場合は、山札から1枚とって手札に加えます。
なお、一番最初に場にタイルを出す際は、必ず3枚以上、合計30以上の組み合わせを出す必要があります。
出せる組み合わせは、6-7-8のような3枚以上の同色で連続する「ラン」。2-2-2のように 違う色で3枚以上の「グループ」となります。
左側がラン、右側がグループです。
ラミィキューブは、場に出したら終わりではなく、ある意味ここからがスタートです。
場に出ているタイルはみんなで共通のものとなりますすが、すでに場に出ているタイルの組にさらに手札から追加することができます。この場合は1枚からでも出すことができます。
また、場に出ているタイルに手札を加えて組み換えることまでできます。この場合は組み換え後が3枚以上の組みになっていてばどれだけでもできます。
勝敗
手札をすべて出し切ったら勝利です。
どんどん場に組み合わせが増え、ついつい考えすぎてしまう。
将棋や囲碁など、進むほど選択肢が少なくなるのが普通のゲームですが、ラミィキューブは逆。ゲームが進むほど場にタイルがあふれ、手札を出すための選択肢が多くなり、考えてもきりがなくなってきます。
場にある「グループ」のタイルと手元のタイルを組み合わせてうまく出せないかな。
崩した「グループ」に手元のタイルを加えて組み替えて「ラン」にしました。
ゲームが始まったばかりは、出せるタイルがなく、山から引くだけの単調な雰囲気。だけど場にタイルが増えだすと、機会が増えてきてタイルを出す→別の人のチャンスとなりタイルを出す→別の人に新たなチャンスと、スパイラルで急激に盛り上がっていきます。
考えすぎたら止まらないので、公式戦でのルールでは手元時間が1分に制限されているようです。なんだか将棋みたいですね。
いろんな角度から考え、発想力を高めるトレーニングになりそうな熟考系のゲームです。
項目 | 評価 | コメント | |
---|---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★☆☆ | 子供でもわかる | |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も楽しい | |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 普通に遊べます | |
総合評価 | ★★★★☆ | 安定した面白さ |

- 出版社/メーカー: 増田屋コーポレーション
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: おもちゃ&ホビー
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