親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

「そっとおやすみ(Schlafmütze)」ながらでゆるく楽しめるパーティ系のカードゲーム

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先日、学生時代の友人とZOOMでいわゆるオンライン飲み会をしました。会議名は「麻雀同好会」

「あの頃は毎日ダラダラ麻雀ばかりやっていたなぁ」と絵にならぬ思い出を懐かしんでいましたが、私たちの場合「時間はないけど金はない」学生時代を過ごすために、麻雀がコミュニケーションツールだったんですよね。

だから麻雀自体はちっとも上達せず。私はいまだに点数計算すらできません。

というわけで、本日は話しながら飲みながらでゆるーく楽めるパーティ系のカードゲーム「そっとお休み(Schlafmütze)」です。テレビでも紹介されていたことがあるので、知っている人も多いかもしれません。

ボーッとしているおねむちゃんはだれ?

ゲームの概要と目的

カードを交換しながら4枚の同じ絵柄を集めます。4枚そろえたら、そっとカードを伏せましょう。それに気づいた人もそっと伏せていき、最後に残ったうっかり者がおねむちゃんになります。

内容物

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コンパクトな箱の中には、木製コマが1個と小さめのカードが入っています。イラストはほんわかやさしい雰囲気です。

  • ねむりの妖精コマ:1個
  • おやすみ帽子カード:28枚(7種類×4色)
  • ジョーカーカード:7枚
  • おねむちゃんカード:13

準備

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おねむちゃんカードをテーブル中央に置きます。

残ったカードのうち、使用するのはプレイヤー1人あたり帽子1種類とジョーカー1枚の5枚。5枚x人数分のカードを準備して残りをしまいます。

カードをシャッフルしてプレイヤーに各5枚を配りきれば準備完了です。ねむりの妖精コマをもつスタートプレイヤーは今日一番遅く起きた人です。

そっとおやすみのルールとゲームの流れ

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カードを隣のプレイヤーに渡しながら同じ種類のカードを4枚揃えて手札を伏せることが目的です。カードを伏せるときはそっと伏せ、気づいた人もそっと伏せ。最後に残った人がうっかり者のおねむちゃんです。

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スタートプレイヤーから順番に、自分の手札から1枚を選び右隣の人に渡します。次は渡された人の次の手番となりカードの受け渡しを繰り返していきます。

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ワイルドカードとして使えるジョーカーを含めて同じ帽子カードが4枚そろったら自分の前にカードを伏せます。このときできるだけ他のプレイヤーに気が付かれないようそっと伏せることが大事。他のプレイヤーに順番が移ってタイミングをみて出すとよいでしょう。
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誰かのカードが伏せられたらラウンド終了の合図。気づいた人は、自分の手札をそっと伏せます。このとき、カードがそろっている必要はありません。
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一番遅かったプレイヤーは「おねむちゃん」。おねむちゃんカードを1枚と眠りの妖精コマを受け取り、次のラウンドを再開します。

勝敗

13枚のおねむちゃんカードが全部なくなればゲーム終了です。

手元のおねむちゃんカードの枚数を比べ、一番少ない人の勝ちです。

ながらで楽しめるパーティゲーム

4枚のカードをいかにそっと気が付かないよう置くことが大事。「そういえばさ・・・」と、カードから気をそらすため、トークが饒舌になってしまいます。

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そっとおやすみは「いつ出るかいつ出るか」と、カードをギラギラ見ながら真剣勝負をしてもまったく面白くありません。

このゲームが楽しめるのはゲームに集中しない「ながら」のシチュエーション。できれば多人数で会話をしながらゆるーく遊ぶのが向いています。大人同士で遊ぶならお酒を飲みながらのシチュエーションがぴったりかも。

ルールも簡単で、小さい子を交えて遊んでもよし大人がゆるく遊んでもよしの、ハードルが低く懐が広いカードゲームです。

項目 公式表記 コメント
年齢 5歳以上 4歳くらいから
時間 15分
人数 2-7人 4人以上がおすすめ
日本語化 不要 多言語版
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★★ 小さい子でも簡単
大人も楽しい ★★★★☆ 大人も楽しめる
2人でも楽しい ★☆☆☆☆ できるけど多人数がおすすめ
総合評価 ★★★☆☆ ながらでゆるく楽しむパーティゲーム