親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

みんなで協力して王国を救え!リアルタイム協力アクションゲーム「スライドクエスト(Slide Quest)」

悪党を倒して王国を救う、RPGのようなテーマの協力型アクションゲーム「スライドクエスト(Slide Quest)」です。

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みんなで協力して転がる騎士を動かしミッションを達成しよう

テーマと目的

美しい王国を悪党が乗っ取った!みんな協力して「転がる騎士」の冒険を助けて世界を救うのだ!

スライドクエストは、プレイヤーで協力して「転がる騎士」を動かしてミッションを達成するアクションゲームです。

内容物

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箱を開けるとユニークなコンポーネントたちが登場します。

茶色で穴があいたプラスチック製のトラップボード。20枚あるマップを載せて使用します。マップを彩るのが、石や門などの8つの障害物とダイナマイトなどの9つの罠です。

プレイヤーが操作するために使うのが、黄色のレバー。これが4本入っています。

そして、ゲームの主人公が水色の「転がる騎士」。床面にボールがついていて、マップの上を転がるように移動します。

そのほかには、ライフカウンターやセーブ装置があります。

準備

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このゲームでは下箱をゲームに使います。まずは中身を空っぽにしましょう。箱の四辺のくぼみにレバーをセットして、その上に穴がついたトラップボードを置きます。

好きなマップを1つ選び、一番上に載せます。マップ上の指定された場所には、障害物や罠を設置します。

マップのスタート地点に「転がる騎士」を設置したら準備完了です。

スライドクエストのルールとゲームの流れ

マップにより異なりますが、大きくは「道に沿って騎士を進めゴールに到着すること」「悪者を穴に落として倒すこと」の2つが目的です。

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騎士を動かすには4つある黄色のレバーを操作します。レバーを押すとテコの原理でボードが傾いて転がるわけです。みんなで4つのレバーの加減をうまくとることで、方向が決まります。

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「光の道」が描かれているマップでは、道に沿って進み騎士をゴールまで到着させましょう。

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番兵・悪者がいるマップでは、落とすべき穴がありますので、騎士で押して落としていきましょう。

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進行方向に悪者をもっていき、穴に落とします。自分は落ちないように気を付けましょう。

ライフゲージと勝敗

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穴に落ちたり、ダイナマイトを倒してしまったりするとアウト。ライフゲージを一つ減らします。

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マップによってはライフ回復の場所もあるので、積極的に活用しましょう。

ライフがなくなればゲームオーバーです。その前に悪者退治やゴール到着などのミッションを達成したらステージクリアです。次のマップに進んでいきましょう。

途中で中断したいときは、セーブ装置に遊んでいるマップとライフ数を記録して終了します。
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(ぶっちゃけた話、ただメモすればいいだけなのですが、アナログのセーブ装置を作ってしまう遊び心、私は嫌いではありません)


二人三脚のようにみんなで声かけ息をあわせて動かそう!

4人でプレイする場合は、十字ボタンの各方向をそれぞれが担当するようなもの。騎士を思った方向に進めるには、二人三脚のような難しさがあります。

マップは全部で20。最初の方のステージは簡単ですが、終盤のステージになると穴ぼこだらけで鬼畜。ちょっと気を抜くだけで落ちてしまいます。
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このスライドクエスト、どこかで遊んだかのようなノスタルジックな懐かしい感じ。

子供の頃に遊んだ、パチンコ玉を使うアスレチックゲーム(今も海外製品では販売されています)を思い出すのでしょうか。

Tomy Screwball Scramble Game

Tomy Screwball Scramble Game

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それとも、主人公がとにかく穴に落ちまくるところに、ファミコン世代としてはスーパーマリオのような感覚を抱いてしまうのかもしれません。つい効果音を付けたくなるような落ちっぷりです。

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このゲームの一番の魅力は、みんなで操作する協力ゲームというところ。みんなでボードを囲んでワイワイ遊ぶのは、アナログならではの楽しみ方。うまく進めるには声をかけながら動かすことも大事です。

「ちょっともっと動かしてよ!」
「あ〜っ!動かしすぎ!」
「あ〜あ、落ちちゃった!お父さんのせいだよ」と、もっぱら私は子供から非難される立場。

ついつい熱くなってしまいますが、熱くなり勝手な操作をすると命とりに。逆にみんなの息が合ってくるとだんだんスムーズに進むようになってきます。ボードを囲んでわちゃわちゃワイワイ。にぎやかで楽しいアクションゲームです。

項目 公式表記 コメント
年齢 7歳以上 5歳くらいでもOK❘
時間 15-45分 遊ぶステージ数次第
人数 1-4人 1人は寂しいかも
日本語化 不要 説明書のみ
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★☆ 誰でも簡単
大人も楽しい ★★★★★ 大人も子供も
2人でも楽しい ★★★★☆ レバーを2つずつ
総合評価 ★★★★☆ 息合わせてクリアできた一体感は格別