子供向けのボードゲームの黄色い箱で有名な、ドイツHABA社のバランスゲーム「スティッキー(Zitternix/Keep it steady)」です。
和名は棒(スティック)を使うゲームということでスティッキーと名付けたのでしょうか?英語版では「Keep it steady」というタイトル。なにせ英語のstickyはベタベタ、ネバネバという引っ付く意味なので、中身がイメージができないですからね。
棒をそーっと抜いていこう
スティッキー(Stickey)は、3色の木製の棒を倒れないようにしながら、順番に抜き取っていくバランスゲームです。
内容物
箱の中には、15センチほどの長さで、太さが違う赤、青、黄の3色の棒がいっぱい。
これに加えて、サイコロとスティックを束ねる木製のリングが入っています。オール木製なのがいい感じです。
準備
棒を全部束ねてリングのなかに通します。束ねた棒をちょっとねじれば、束がバラついてきますので、そのままテーブルの上に立てます。
スタートプレイヤーを決めたら準備完了です。
ゲームの流れ
順番にサイコロを振ります。
サイコロの目は数字でなく色になっていて、でた目と同じ色の棒を、束から1本抜いていきます。もしサイコロに該当する色がない場合は、別の色で構いません。
抜いた棒は、抜いたプレイヤーの手元に置いておきます。
勝敗
棒の束が崩れてしまったら、崩した人の負けで終了。うまくいけば最後は棒3本だけで立つようになります。この状態までいってもゲーム終了です。
獲得した棒は太いほど得点が高く、青3点、赤2点、黄色1点で計算し、合計得点が高い人が(ただし崩してしまった当事者は0点)勝ちです。
単純なのになかなか熱くなるバランスゲーム
将棋崩しやジェンガなどのように、パーツをどんどん抜いていくゲームです。この手のゲームは、単純ですが一度やりだすと熱くなってくるんですよね。
このスティッキー、2000年からある商品ですが、そこそこ有名なようで、国内でも結構見かけることが多いです。学童なんかに置いてある場合もあるようですね。
やはり、ルールが単純で小さい子供でも遊べるところがいいのかな。良くも悪くも人を選ばす誰でも無難に遊べるゲームです。
「手先の器用さ」に左右されるので、年齢によって実力差がでてしまいます。大人は「利き手ではない手で、指2本で抜く」など、ハンデを上手につけて遊びましょう。
大人同士で遊ぶのには単純すぎますが、木製なので温かみもあって汚れにも強い。集中力と手先の器用さを鍛える知育玩具としてプレゼントにもいいかもしれませんね。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 6歳以上 | 3歳くらいから遊べるかも |
時間 | 10分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 誰でも簡単 |
大人も楽しい | ★★☆☆☆ | 大人だけで遊ぶには単純 |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 2人でも遊べます |
総合評価 | ★★★☆☆ | 木製バランスゲームの定番 |
- 出版社/メーカー: ハバ社
- メディア: おもちゃ&ホビー
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