本日はコリドール(Quoridor)。美麗な木製ボードゲームで有名なGIGAMIC社の、クアルトと双璧をなす名作ボードゲームです。
新垣結衣さんと星野源さんの結婚で再注目の「逃げ恥」の第一話にもこのコリドールが登場していました。
リビングのテーブルに置いていたら、新垣結衣さんのような女性が来てくれるかも??
進むか邪魔をするか、それが問題だ。
ゲームの概要と目的
コリドールは、壁をつくって相手の邪魔をしながら、自分のコマを対面に到達させることが目的のボードゲームです。
内容物
箱の中には木製ボードと、木製コマが4つ、木製の壁が20枚入っています。
内容物に不良が多いといわれるGIGAMIC社のボードゲームですが、私が購入したものにも御多分にもれず壁が1枚多く入っていました。
多い分には問題ないですが、きっと誰か逆に1枚少ないんでしょうね。購入の際にはしっかり内容物を確認することをおすすめします。
準備
ボードを広げ、コマをそれぞれボード端中央に向かい合わせで置きます。
壁を10枚ずつ受け取り、先手を適当に決めれば準備完了です。
コリドールのルールとゲームの流れ
コマを進めて対面側の端にいち早く到達することが目的です。
交互に行う手番では「コマを1歩進める」「壁を1枚設置する」のいずれかのアクションを実行します。
相手のコマの隣にいる場合にはコマを飛び越すことができます。結果して1歩多く進めるので有効に活用していきましょう。
勝敗
先にボードの端にたどり着いたプレイヤーが勝者です。
相手には遠まわり、自分は最短ルートで。
相手の邪魔をするために壁を設置すると、自分のコマは進めません。自分のコマを進めるべきか相手の妨害をすべきか。このジレンマがとにかくよくできています。
ボードの4辺を使って3人、4人でも遊べますが、個人的にはジレンマが楽しい2人で遊ぶのがベストだと思っています。
3人以上だと集中攻撃されるとなすすべがないんですよね(家庭ではいつもそんな状況です)。
ひたすらに進むのもアリですが、無策に進むと来た道を逆もどりになることも。また、適当に壁をつくっていると自分のルートで遠まわりする羽目になることもあります。
相手を囲むなど進路を完全にふさぐ設置はダメなので、それを利用して自分の進路を確保するためにあえて壁を置く戦略もあってとにかく奥深いです。
運要素はゼロなので、思考力をフル活用したゲームとなります。
単純化したキッズ版もありますが、本家もルールは十分シンプルで子供でも楽しめます。インテリアとしても映える名作ボードゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 8歳以上 | 5歳くらいからでも |
時間 | 20分 | |
人数 | 2-4人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★☆ | 比較的簡単 |
大人も楽しい | ★★★★★ | 大人も子供も |
2人でも楽しい | ★★★★★ | 2人がベスト |
総合評価 | ★★★★☆ | インテリアにもなるボードゲーム |