親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

「バンディド(BANDIDO)」逃げた無法者を閉じ込める協力型カード配置ゲーム。

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無料配中のコロナウイルス封じ込めゲーム「バンディド:新型コロナバージョン」を先日紹介しましたが、本家の方は記事にしていませんでした。
www.boardgamepark.com

それなりに長く続けていると、紹介していたつもりで忘れていることがよくあるんですよね。

というわけで、今回は本家「バンディド(BANDIDO)」牢から逃げた無法者を閉じ込める、協力型ゲームです。

逃げ出す無法者を閉じ込めろ!

テーマと目的

無法者が牢屋から抜け出した!みんなでヤツの脱獄を阻止しよう。

バンディドは、牢から逃げ出す無法者の道を封じ込める協力ゲームです。

内容物

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細長いコンパクトなケースの中には、横長のカードが69枚。脱獄囚が描かれたスタートタイルが1枚あります。
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カードには、道が書かれたカードと懐中電灯がついた行き止まりカードがあります。

準備

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テーブル中央にスタートタイルをおき、残りのカードは山札として裏向きに積んでおきます。

山札から各自3枚ずつカードを受け取って手札とすれば準備完了です。スタートプレイヤーは最年少者です。

バンディドのルールとゲームの流れ

カードを配置しいていき、中央の無法者から繋がるルートの全てを行き止まりにすることが目的です。
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手番は時計回りに進行し、プレイヤーは手札から場に置かれたカードとつながるようにカードを1枚だします。

カードを出す際には、道をつなげる必要があり、道を遮ってはいけません。
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パスは不可で、もし手札のどのカードもつながらない場合には、手札を全て山札の下に戻し、新たに3枚引き直します。

カードを出したら山札から補充して順番交代で、これを繰り返していきます。

勝敗

全ての道が行き止まりになれば閉じ込めに成功。プレイヤーの勝利です。
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一方で、閉じ込める前に山札がなくなってしまえばゲームオーバーとなります。

お手軽に楽しめる協力ゲーム

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手取り早く道を封じるには、懐中電灯がついた行き止まりタイルを置くわけですが、数が限られています。

そのため、「いかに別れ道による道の広がりをなくすか」が大事。2本のルートをできるだけ1本に合流させるなど、カードの置き方が考えどころです。

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ただ手札はたった3枚。繋がるカードは必ず出さなくてはならないため、結果して道がどんどん枝分かれする悪手になってしまうことも。

「助かった」「そこ置きたかったのに!」と、協力ゲームなので、お互いの行動で自分の状況が変動していくのもまた楽しいです。

カードを置くだけのシンプルルール。手札を増やして難易度調整も可能なので子供でも安心。コンパクトなので持ち運びもしやすく、誰でもお手軽に楽しめる小箱協力ゲームの良作です。

項目 公式表記 コメント
年齢 6歳以上 3歳くらいでも大丈夫
時間 15分
人数 1-4人
日本語化 不要 説明書のみ
項目 評価 コメント
ルールの易しさ ★★★★★ 小さい子でも簡単
大人も楽しい ★★★★★ 大人も子供も
2人でも楽しい ★★★★☆ 1人でも遊べる
総合評価 ★★★★☆ 小箱協力ゲームの良作