過去に「ガキ使」でも紹介されていた、フランス発祥のパズルライクな陣取りボードゲームブロックス(Blokus)です。
アニメ「放課後さいころ倶楽部」では、第10話に登場しています。
自分の色をたくさん置いて陣地をキープしろ
内容物
・ゲームボード
・テトリス風の1~5マスのブロックで構成されたピース(21ピース×4色)
ゲームの流れ
色ごとに分かれてピースを手にし、四隅からスタート。順番にピース1つずつを順番に置いてていきます。
ピースを置くときのルール
ピースを置く際は、
- ピース同士は角をくっつけて配置しなければならない
- ピース同士は辺ををくっつけてはいけない
というルールです。
他のプレイヤーのピースとは辺がくっついてもOKです。
ピースの角をつけて置いていきます。
×離れていたり辺がくっつくのはダメです
他のプレイヤーとは辺がくっついてもOK
※1番下の赤は離れていてアウトでした
勝敗
ピースが置けなくなったら、そのプレイヤーはゲームから脱落します。
全員がピースが置けなくなったらゲーム終了。ます目を一番多く埋めた人、すなわち残ったピースのます目(ピースの枚数ではありません)が、一番少ない人が勝利となります。
陣取りをしたようで取れていない
他のプレイヤーが入れないよう自分の陣地を確保することが戦略の基本。後半で置き場がなくなる大きいピースを早めに置いていくことが大事です。
早めに中央に戦線を伸ばしていき、柵のような形で自分が置ける安全なスペースを確保。その一方で、相手が確保した陣地に侵入して奪っていく、このお互い攻めたり守ったりが面白いです。
自分のピースは辺を接することができないため、ピース同士の接続部はライバルからの侵入経路に。したがって、完全な守りは難しく、攻める側が強いことから、中盤以降は陣地の取り合いがどんどん白熱します。
【序盤】それぞれ、真ん中方向にすすみ、自分の陣地をキープしていきます。
【中盤】他のプレイヤーのキープした陣地に攻め込んで戦線を拡大していきます。
【終盤】もう入り乱れてきました。みんな置ける場所を必死にさがします。
パッケージには「頭をフル回転で熱くなる」とありますが、特に序盤ではやれることも多く、致命的な手はないため、考えこむことはなく割と気軽にプレイすることができます。
とはいえ、それなりに考えて自分が次に置くための布石を置いておかないと、早々に置く場所がなくなってしまうことも。終盤は置けるわずかな隙間を探すのに必死になります。
留意点は4人向けに作られており、4人プレイ以外はダミープレイヤーをいれての4色プレイとなることでしょうか。
3人プレイが主ならば、派生作品のピースが3角形の「ブロックストライゴン」を選択してもいいかもしれません。
ルールは簡単、カラフルな見栄えで、ソコソコ頭を使うところがいい感じでお値段もリーゾナブル。子どもを交えて家族で遊ぶのに楽しいゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
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年齢 | 7歳以上 | 4歳くらいからできるかも |
時間 | 20-30分 | |
人数 | 1-4人 | 1人はさみしいです |
項目 | 評価 | コメント |
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ルールの易しさ | ★★★★★ | 1分で覚えられるらしい |
大人も楽しい | ★★★★☆ | 大人も楽しい |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 楽しめるが4人がベスト |
総合評価 | ★★★★☆ | 白熱する陣取り |