UNOライクなカードゲーム「ココタキ(Cocotaki)」。
わが家で一番ボードゲームに夢中の下の子。新しいラインナップを探していたときに、Twitterで「ココタキなら2,3歳でも遊べる」と教えていただいたゲームです。
ココタキ懐かしい😭。
— かも@40秒で支度する (@kamo_nanokamo) 2019年1月23日
上の子が2,3歳の頃カードがぼろぼろになるまで遊んだ。
絵合わせゲームや果樹園の次の、初めての戦略らしい戦略が出てきたゲーム。
このゲームだから何百回付き合わされても耐えられた。
#ボ育て https://t.co/53axq7jWGA
どうぶつの鳴きマネをしながらカードをだそう。
ゲームの目的
色とりどりの動物のカードを出していきましょう。カードを出すときは鳴きまねを忘れずに。ココタキはカードを全部だしきった人が勝つカードゲームです。
内容物
小箱サイズの箱にカードがぎっしり110枚入っています。
赤、青、黄、緑の4色で、各色のカードには数字の代わりにロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ、ライオン、ミツバチの動物の絵柄が描かれています。
また、各色から独立して2枚だけあるのがチョウチョカードです。
準備
カードをシャッフルし、手札としてプレイヤーに8枚ずつ配れば準備完了です。
スタートプレイヤーは、最年長のプレイヤーのの左隣にいる人です。
ココタキのルールとゲームの流れ
順番に手札から場にカードを出していき、手札を早くなくすことが目的のゲームです。
ゲームは時計まわり。手番では手札のなかからカードを1枚選んで出していきます。出すカードは、すでに場に出ている一番上のカードと色または動物が一致しているカードでなければなりません。
下の例では、黄色またはロバのカードが出せますね。
さらに、カードを出すときに「ニャーオ」というようにその動物の鳴き声のマネをしながら出さなければなりません。
赤色のカードだけは鳴きまねのルールがちょっと違います。赤のカードは鳴きまねが禁止。黙ってだしましょう。ただし、赤のニワトリのカードをだすときだけは「コケコッコー」ではなく「ココタキ」と宣言しなければなりません。
チョウチョカードはUNOでいうWILDカード。どのカードの上にも出すことができ、「赤」など次に出す色の指定ができます。
鳴きマネが正しく言えなかった、または赤カードのときに動物の鳴きマネをしてしまったらアウト。ペナルティとして山札からカードを2枚とって手札に加えます。
手札が最後の1枚になったら「最後の1枚」と宣言しましょう。この宣言を忘れてしまってもペナルティでカード2枚です。
なお、手番のときに出せるカードがなかった、あるいはカードを出したくない場合には、山札から1枚とって手札に加えて次のプレイヤーになります。
勝敗
最初に手札がなくなったプレイヤーの勝利です。
UNOの簡易版?いやいやあなどれない面白さ。
ひとことでいえばUNOの数字が動物になり、特殊カードを取って単純にしたような感じ。リバースやスキップもなければ(オプション適用の上級ルールにはあります)、DRAW2のような攻撃カードもない平和なゲームです。
簡易版で遊ぶくらいならUNOでいいじゃないか思うところですが、ココタキにあってUNOにはないのが鳴きマネ。これが最大のポイントかつ小さい子にはUNOより盛り上がるところ。やっぱり声をだすゲームはいいですね。
ロバ、ニワトリ、ネコ、犬などいろいろな動物が登場するということで、ブレーメンの音楽隊を彷彿させます。
子供の歌ブレーメンのおんがくたい
小さい子は考える力が未熟不足なので、幼児向けゲームは「虹色のヘビ」のように運が全てのゲームが多いです。
www.boardgamepark.com
ココタキは運だけでないのに小さい子でも遊べるところがすごい点。実際は戦略というより目に付いた出せるカードを出すことになりますが、幼児自身が選択するシンプルさは貴重です。
2歳くらいでもできる「考えるゲーム」、運ゲーがつまらなくなった上の子と兄弟ゲーム遊べるとても使い勝手よいゲームです。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 5歳以上 | 2歳でも遊べるかも |
時間 | 15分 | |
人数 | 2-10人 | |
日本語化 | 不要 | 説明書のみ |
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 小さい子でも簡単 |
大人も楽しい | ★★☆☆☆ | 子供向け |
2人でも楽しい | ★★☆☆☆ | 遊べるけれど多人数が楽しい |
総合評価 | ★★★★★ | 幼児でも遊べる運だけじゃないゲーム |
Cocotaki. Kartenspiel: Für 2 - 10 Personen ab 6 Jahren
- 出版社/メーカー: Amigo Spiel + Freizeit
- 発売日: 2001/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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