子ども向けカードゲーム「オバケのお城(GRUSELINO/Haunted Castle)」です。
以前に紹介した、「チョコレートの魔女」と同じくドイツravensburger社のお手頃価格の小箱ゲームです。
www.boardgamepark.com
ドイツアマゾンで購入しましたが、本体価格が4ユーロ程度、このときは4品を注文したので送料をならして加えても800円程度の価格です。安い!
ただ、届くときはなぜか個別配送され、4箱の荷物が毎日のように届きました。海外から毎日届く荷物に宅配の人も怪訝そう。
そもそも個別に海外から個別発送して送料で赤字にならないのかな?運送会社に搾取されて取り分が少ないのは、海外でも同じ状況のようです。
いなくなったおばけを探そう!
内容物
●ゲームボード
ボードというより大ぶりのカードという感じでしょうか。
各プレイヤーが手元に置いておくボードで、ゲームに登場する8匹のオバケたちが描かれています。
それぞれのカードに描かれている8匹のオバケは同じものですが、微妙に位置だけが異なっています。
●おばけカード
それぞれのカードにオバケが7匹づつ描かれています。
ゲームの流れ
準備
それぞれのプレイヤーが、1枚づつゲームボードを取り自分の前に置きます。
おばけカードはシャッフルし、山札として裏向きに重ねて中央に置きます。最初にカードをめくるプレイヤーを決めたら準備完了です。
ゲームの流れ
山札からカードを1枚めくって表に向けたら勝負開始。
カードに描かれた8匹のオバケたちのうち、カードには1匹だけオバケがいません。
いなくなっているオバケをさがし、「コウモリ!」などと名前を宣言して、早いもの順でカードを取ります。
カードをゲットした人は、次の新たなカードをめくっていきます。これを繰り返します。
さて、2つの絵、どのおばけがいないか分かりますか?
勝敗
山札が全部なくなれば終了です。獲得したカードの枚数が一番多い人が勝利となります。
軽く遊べる知育ゲーム
こどもチャレンジなんかにも、ちょいちょい登場しますが、絵をみての間違い探しや、同じもの探しは知育教材の定番。それがカードゲームになった感じです。
ただ、複数人で遊ぶゲームになったことで、単に「探す」ことに加え、「ほかのプレイヤーよりも早く」という要素が加わり、ライバルとの関係で、より白熱・集中して取り組めることになります。
他のメジャーなゲームで例えると、ドブルと似ているでしょうか。
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ドブルの方が絵の種類が多く、描かれている絵のサイズが大小様々なので、難易度はちょっと高めかな。
この「オバケのお城」は、絵は8つだけ、大きさは一緒で向きと位置だけなので、最悪は一匹ずつ数えていけば見つかります。
それでも意外に分からないもの。さきほどの答えは、両方ともドラキュラでしたが、どうだったでしょうか。
また、いくら難易度が低くても、結局のところプレイヤー同士のスピード勝負。慣れてきた子どもには、大人が全く太刀打ちできなかったりもします。
大人が頭を抱える深みはないですが、逆にいえば頭が疲れることもありません。3歳くらいから遊べて、小さい子が集中力・認知力を高めるための、知育ゲームとしてよいと思います。
項目 | 公式表記 | コメント |
---|---|---|
年齢 | 5歳以上 | 3歳くらいからいけます |
時間 | - | 10分くらい |
人数 | 2-4人 |
項目 | 評価 | コメント | |
---|---|---|---|
ルールの易しさ | ★★★★★ | 子ども向けで簡単 | |
大人も楽しい | ★☆☆☆☆ | 大人には易しいかな | |
2人でも楽しい | ★★★☆☆ | 2人でも楽しめます | |
総合評価 | ★★★☆☆ | 初めてでも遊べる知育ゲームとして |