親子ボードゲームで楽しく学ぶ。

世界のボードゲーム・カードゲームを楽しもう!初心者や子供におすすめなライトなアナログゲームを紹介します。

ダイソーの100円ボードゲームがすごい!その3「トウキョウのハト エサバ・バトル」「18(イチハチ)」「ぼくちく!!」

次々と登場する100円ショップのダイソー(DAISO)のボードゲーム。

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2020年12月に追加で作品がリリースされたもののうち、「トウキョウのハト エサバ・バトル」「18(イチハチ)」「ぼくちく!!」の3作品をご紹介します。

トウキョウのハト エサバ・バトル

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トウキョウのハト エサバ・バトルは、将棋のようにコマを動かして対戦する2人専用ゲームです。

ハトの可愛らしいイラストでほのぼのテーマと思いきや、よく見るとハトの手(?)には、ドスや拳銃が。ハトの仁義なき縄張り争いがテーマです。

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中央に葉巻を加えたボスハトタイルをお互い置いて勝負開始。 相手のボスを囲んでしまうことが勝利条件です。

手番では、新規でハトタイルを置くか、既存のタイルを動かすかで、将棋のようなイメージです。ただ、ゲームボードがないのが特徴的。見えない4x4の盤面は、置かれたタイルによって決まります。

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盤面の見えない壁や自陣のハトなども含め、とにかく囲まれてしまえばアウト。

自分が投入した戦力のせいで自滅もあり、コマを置くにも考えが必要です。

「どうぶつ将棋」のようなシンプルだけど考えないと勝てない、ガチンコのアブストラクトゲームです。
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イチハチ(18)

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ジャンケンをするときに「次俺グーだすけどお前は何を出す?」と、宣言して勝負したことはないでしょうか。

これから出す手に推察の要素がでると、出たとこ勝負のジャンケンに戦略性がでてきます。

イチハチ(18)は、そんな戦略性を高めたジャンケンゲームです。

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ルールは簡単。お互いに白いスティックを18本ずつ持って10回勝負のジャンケンをするだけです。

普通のジャンケンと違うのが、18本のスティックが「出せる指の数」であることです。

例えば、チョキなら2本、パーならスティックを5本出します。すなわちパーは最大でも3回までしか出せないわけですね。

グーはスティックを消費しませんが、それは相手も同じ。指の数がリソースとなって、相手との駆け引きが白熱します。

ジャンケン自体を高度にするゲームはいろいろありますが、イチハチは「指の数の制約」という要素を加えただけ。

たったこれだけで戦略性が高まるゲームになるとは、イチハチはまさに発想の勝利。同人版はアイスの棒でしたが、コンポーネントもシンプルでいいですね。


ぼくちく!!

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ぼくちく!!は、早いもの勝ちでコマをとっていくカルタ風のパーティゲームです。

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100円なのに、コマまで入っているのは驚異的!さすがダイソーの製造力です。

ただし、ボードゲームではメジャーな木ゴマではなくスポンジ状の材質となっています。

カードを均等に配り、中央にコマを置いてゲームスタート。いっせいに自分のカードをめくり、カードの絵柄と同じコマを早いもの勝ちでとっていきます。
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対象年齢は6歳以上となっていますが、ルールにひねりがないので、個人的には3〜5歳くらいの幼児が遊ぶのによいのではという印象。カードも厚めで幼児のハードな扱いに耐えうるほどしっかりしています。

個人的に小学生以上や大人で遊ぶなら、頭がこんがらがる「おばけキャッチ」や、お手つき続出の「ジャングルスピード」の方がおすすめです。

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100均から入るボードゲームの世界

今回の3作品でいけば、戦略要素はトウキョウのハト>イチハチ>ぼくちく!!の順。

特に「トウキョウのハト」が気に入った人は、ボードゲーム沼にハマる可能性もあるかも。

100均から始まるボードゲームの世界。ダイソーに立ち寄ったらぜひ手に取ってみてください。